NVIDIA 3D Vision Proによって、可視化が新たな局面を迎える|NVIDIA
 

NVIDIA 3D Vision Proによって、可視化が新たな局面を迎える

 
 

最新のプロフェッショナル・ワークステーション環境とマルチユーザーの大規模な可視化環境向けRF対応3Dステレオスコピック・ソリューション

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2010年7月27日 - カリフォルニア州ロサンゼルス、SIGRRAPH 2010 - NVIDIA(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ、社長兼CEO: ジェンスン・フアン(Jen-Hsun Huang)、Nasdaq:NVDA)(ブース#717)は本日、複雑な3Dデザインで作業を行うエンジニア、デザイナー、建築家、計算化学者がより細部まで作業内容を確認できるよう支援する最新の3Dステレオスコピック・ソリューション、NVIDIA® 3D Vision™ Proを発表しました。この3D Vision Proソリューションでは、LCDパネルへの対応を実現することで、真のステレオ3Dがデスクトップ上で実現するほか、ビデオウォールやコラボレーティブ仮想環境(CAVE)などの大規模な可視化環境では、表現力豊かで信頼性の高い3D視聴体験を実用的な形で実現できます。

アクティブシャッターグラスと画期的な無線周波数(RF)通信システムを採用することにより、3D Vision Proソリューションは、最高品質のステレオスコピック体験を実現するほか、以下をはじめ、多岐にわたる使用事例に対応します。

  • Quadro搭載のデスクトップとモバイル・ワークステーションでLCDパネルを使用し、個人による  3D体験が可能
  • 1台または複数台のプロジェクタにより、小規模グループによる3D視聴が可能
  • NVIDIA Scalable Visualization Solutions(SVS)を使用したパワーウォールまたはシアター
  • で、大規模グループによる3D体験が可能

3D Visio™ Proは、混線や死角といった、複数システム間の伝送上の問題なしに、最大150フィートの長距離接続が可能です。プロフェッショナルなステレオスコピック・ソリューションとして、ステータス情報がメガネからホストに返信されることで、効果的なIT管理が実現します。

NVIDIAのプロフェッショナル・ソリューション・グループ担当ジェネラル・マネジャーのジェフ・ブラウン(Jeff Brown)は、次のように述べています。「複雑なデータに対し、貴重な洞察力の提供が可能なことから、3Dステレオは、最新のワークステーションの中核要素の1つとなっています。3D Vision ProソリューションとQuadroソリューションを組み合わせることで、最高の品質と没入感を持つ3D体験がエンタープライズ環境にもたらされます。」

NVIDIA 3D Vision Pro ― かつてない視聴方法
デジタルコンテンツ制作(DCC)アーティスト、プロダクトデザイナー、医師といった人々は、これまでの2次元ビューよりも大幅に表現力豊かな視点により、3Dで「世界」を見ることができます。例えば、医師は今後、超音波などのボリュームスキャンを3Dで見ることができます。人気のビデオウォールなどの大規模な可視化の提供を検討中の企業は今後、信頼性の高い実現技術を得ることで、こうしたタイプの体験を提供できます。

Jon Peddie Researchの社長であるジョン・ペディー(Dr. Jon Peddie)氏は、次のように述べています。「NVIDIAは、3D可視化の分野で紛れもないリーダーであり、1999年よりステレオスコピック3D技術に取り組んでいます。プロフェッショナル3Dソリューションの提供開始により、この技術は、個人ユーザ向けエンターテインメントの枠組みに留まらない視聴体験をたやすく実現できます。大規模な可視化機能と遠隔管理機能を提供することで、NVIDIAは、企業向け3D技術の先駆けとなっており、プロフェッショナル・ユーザーや大規模可視化システムのインテグレータを対象に、これまでには考えられなかった方法での3Dの活用という扉を開いています。」

NVIDIA 3D Vision™ Proステレオスコピック・ソリューションの主な特徴は以下の通りです。

  • 真のプログレッシブ画像を実現するアクティブシャッターグラス技術により、最高品質のテクスチャ・ディテールとテキストを保護
  • 20時間の連続動作が可能なバッテリチャージ可能
  • パネルとプロジェクタの広範なサポート
  • プロフェッショナル・アプリケーションの広範なサポート

NVIDIA 3D Vision Pro向けのプロフェッショナル・アプリケーションがすでに登場
Siemens Healthcare、Agilent、Cineform、RTTなどの企業はすでに、最近発表した最新ソリューションの不可欠な要素として、NVIDIA 3D Vision Proテクノロジを採用しています。

Siemens Healthcareは現在、syngo.fourSight Workplace Imaging Management Solution for Obstetricsを出荷しています。この製品は、Siemensの最も強力かつ多岐にわたる超音波プラットフォームで、オフシステムの3D/4Dボリューム操作と2Dの画像/クリップレビューを実現、内科医、外科医、患者のコミュニケーションを支援します。また、母親と胎児の結び付きを強化し、治療や出生前後の外科計画を支援します。

Siemens HealthcareのOB/GYN担当ワールドワイド・セグメント・マネジャーのバーバラ・デル・プリンス(Barbara Del Prince)氏は、次のように述べています。「当社のsyngo.fourSight Workplaceソフトウェアと、最新のNVIDIA 3D Vision ProテクノロジおよびNVIDIA Quadroプロフェッショナル・グラフィックス・ソリューションを組み合わせることで、これまで以上に魅力的な画像管理ツールが実現し、産科用超音波診断での患者スループットと部門のワークフローを強化できます。医師、病院、画像処理センターは今後、市場で最も強力で包括的、画期的な3D画像処理ソリューション・ツールセットを得て、ボリューム画像を操作できるようになります。」

価格と提供
NVIDIA 3D Vision™ Proステレオスコピック・ソリューションは、公認の再販業者を通じ、10月の提供開始を予定しています。メーカー希望小売価格は、メガネが349ドル、RFトランスミッタ・ハブが399ドルです。NVIDIA 3D Vision Proにつ//www.nvidia.co.jp/object/3d-vision-professional-users-jp.htmlをご覧ください。

グラフィックス・プロフェッショナルは、SIGGRAPH 2010(2010年7月27日~29日、於:ロサンゼルス・コンベンションセンター)のNVIDIAブース(南ホール、#717)で3D Vision Proステレオスコピック・ソリューションを体験することができます。詳細については、//www.nvidia.co.jp/quadroをご覧ください。NVIDIA Quadroについての詳細は、YouTubeとTwitter(@NVIDIAQuadro)でもご覧いただけます。

NVIDIA について

NVIDIAは、1999年にグラフィックス・プロセッシング・ユニット(GPU)を発明した時、コンピュータグラフィックスのパワーを世界に目覚めさせました。それ以来、ポータブルメディアプレイヤーからノートブック、ワークステーションまで幅広い範囲におけるインタラクティブなグラフィックス機器で、継続的かつ驚異的なビジュアルコンピューティングの新しい標準を創り上げてきました。NVIDIAのプログラム可能なGPUの専門的技術は、費用のかからない安価な、そして幅広いアクセスができるスーパーコンピュータによる並列処理の進歩を続けています。米フォーチュン誌でNVIDIAは半導体産業におけるイノベーション分野で2年連続して1位にランキングされました。より詳しい情報については、www.nvidia.com あるいは日本語サイト//www.nvidia.co.jpをご覧ください。

本参考情報に記載されている記述の中には、NVIDIA GPU、Quadro プロフェッショナルグラフィックスに関する利点、特徴、影響および性能、ソフトウェア開発におけるCUDAの影響など、これらに限らず、将来予測的なものが含まれており、予測とは大幅に異なる結果を生ずる可能性があるリスクと不確実性を伴っています。これらのリスクと不確実性に関してはこれらに限らず、より効率かつ迅速な技術開発、並列処理におけるCPUの採用、デザイン、製造、あるいはソフトウェアの欠陥、技術開発および競合による影響、ユーザの嗜好および需要の変化、競合製品のユーザの採用、業界標準およびインターフェースの変更、システムを統合する際の当社製品および技術の予期せぬパフォーマンスの損失などがあり、その他のリスクの詳細に関しては、Form 10-Kの2010年5月2日を末日とする四半期レポートなど、米証券取引委員会(SEC)に提出されているNVIDIAの報告書に適宜記載されます。これらの将来予測的な記述は発表日時点での見解に基くものであり、NDIVIAはこれらの記述を更新する一切の義務を負いません。

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中村
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