テクノロジー

Ansel
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Ansel とは?

ゲームは今や新たな形態のアートとなっています。Duncan Harris 氏、James Pollock 氏、Joshua Taylor 氏などの有名なゲームフォトグラファーによってゲームフォトグラフィーが世に広まり、その影響からゲーム内で美しいスクリーンショットを撮影するプレイヤーが増えています。

しかし、現実の写真撮影に比べて、ゲーム内での撮影に利用できるツールは限られています。現実ではどのようなアングルからでも撮影できますが、ゲーム内ではゲームカメラからスクリーンショットを撮ることしかできません。さらに、スクリーンショットの画質は、ゲームの解像度とカラースペクトルの最大値に制限されます。このような制限はゲーム内フォトグラフィーツールでも同様で、現実のカメラとは異なり、最も高い解像度と忠実度が得られる "RAW" 画像でキャプチャーするようなことはできません。

Ansel を開発するうえで目標としたのは、美しい写真を現実世界と同じように簡単に撮影できるツールでした。Ansel は、360 度のステレオ形式でのキャプチャーを可能にしたことで、さらに一歩進んだツールとなっています。

好きな場所でスクリーンショットを撮影して後処理フィルタで調整し、HDR 画像を高忠実度フォーマットでキャプチャーして、360 度のスクリーンショットをモバイル端末、PC、または VR ヘッドセットで共有します。

 

主な特徴

  • フリーカメラ - 好きな場所で、好きなアングルからスクリーンショットを撮影できます。
  • 後処理フィルタ - お気に入りのゲームの見た目や雰囲気を調整します。
  • EXR キャプチャー - HDR 画像向けに最大のカラースペクトルでキャプチャーします。
  • 超解像度 - 最高解像度の画像で細部に至るまでキャプチャーします。
  • 360 度キャプチャー - 360 度のパノラマ画像をモノラルまたはステレオ形式で撮影します。
 

フリーカメラ

ゲームビューの固定を解除することにより、さまざまな方法でスクリーンショットを撮影できるようになります。ゲーム内の 1 場面で、どれだけ自由にアングルを変えて撮影できるか確かめてみてください。

 

後処理フィルタ

"Instagram" のように画像を編集して、お気に入りのゲームの雰囲気や見た目を調整できるようになりました。

 

超解像度

超解像度でのキャプチャーにより、エッジ部分がぼやけていない高精細な画像が得られます。最大で 4.5 ギガピクセル、またはゲームの解像度の 32 倍でキャプチャーできます。

 

EXR キャプチャー

EXR とは、Industrial Light & Magic 社が開発した画像ファイル用オープンフォーマットであり、画像に幅広いダイナミックレンジと色深度を加えることができます。大部分のフォーマットで採用されている従来の 8 ビット整数に対して、このフォーマットではチャンネルあたり 16 または 32 ビット浮動小数点数での保存が可能です。このフォーマットでキャプチャーすると、後処理で露出を自由に選択できるほか、バンディングアーチファクトを発生させずに極端な色補正を適用することもできます。 左側は、EXR フォーマットでキャプチャーした元のゲーム内スクリーンショット。右側は、同じスクリーンショットを後処理で HDR にしたものです。

 

360 度キャプチャー

ゲーム内環境を 360 度でキャプチャーし、それをモバイル端末、PC、または VR ヘッドセットで表示することができます。 「How to view Ansel 360 (Ansel 360 を表示する方法)」をご確認ください。.

 

ゲームサポート

GeForce® GTX GPU を使用した新しい NVIDIA ドライバ API をゲームの開発元に提供することで、Ansel による素晴らしいゲーム内スクリーンショットのキャプチャーが可能になっています。Ansel のゲームサポートは近日提供予定で、対象となるタイトルには「ウィッチャー 3 ワイルドハント (The Witcher 3: Wild Hunt)」、「No Man's Sky」、「The Witness」などがあります。