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BOXXとNVIDIAのシステム性能は我々を驚愕させました。

と、Blur StudioのCG担当責任者であるケビン・マーゴ(Kevin Margo)は言います。

 
Film & Entertainment
Blur Studio

The Challenge

Blur Studioは大きな仕事を託されました。それはビデオゲーム「タビュラ・ラサ(Tabula Rasa)」の予告編をストーリーボードから納品までたった3ヶ月半で仕上げるというものです。タビュラ・ラサは、古典的名作となったゲーム、アルティマ(Ultima)シリーズを開発したことで有名なデザイナー、リチャード・ギャリオット(Richard Garriott)が設計、Destination GamesとNCSoftが制作するマルチプレーヤー・オンライン・ロールプレイングゲーム(MMORPG)で、ゲームに誘うワクワクするようなアニメーションが必要であり、十分な制作時間がありませんでした。そのため、ゲームのデザイナーたちは、ハリウッド映画製作のビジュアル効果のみならず、ゲームの予告編やカットシーンの開発経験が豊富なアニメーションとビジュアルエフェクト制作会社であるBlur(カルフォルニア州ベニス)を頼りました。

Blurは、Destination Gamesが開発したリアルタイムなゲームデータを取得し、それらを「拡張」したのです。ゲームの見た感じや雰囲気を生かしながら、リアルタイムレンダリングによって可能な限りビジュアル品質を高めたのです。Blurは、辺境の惑星で異星人の脅威と戦う人類の生き残りを描くゲーム予告編のストーリーボードを作成し、最終的なアニメーション・シークエンスを制作することになっていました。

しかしこの予告編を締め切り通りに仕上げるためには、複雑なシーンを迅速にレンダリングでき、大規模かつ複雑なモデルを処理する際にメモリエラーや技術的問題が起こらない、高性能なシステムがBlurには必要でした。

The Solution


レンダリング性能については、BlurはNVIDIA®とそのパートナーであるシステム設計のBOXX Technologiesを頼り、それぞれが2.66 GHzのIntel 5355クァドコア・プロセッサ2基、8GBのRAM、そしてNVIDIA Quadro® FX 4600グラフィックカードを備えた40台の3DBOXX™ 8300を購入しました。

スタジオ環境にはよくあることですが、これらのマシンは日中制作のために使用され、夜間はレンダリングのためにノードとして結合されていました。1フレームあたり100万ポリゴンにもなるシーンがあり、制作時に用いられる大規模なモデルや画像を処理するためには8GBのRAMが鍵となり、Quadroボードがワークステーションのデュアルモニタを高解像度かつスムーズなリフレッシュレートで稼動させました。

このシステムの性能は、非常に微細な影のマッピングやグローバルイルミネーション効果といったより高度なエフェクトも可能にし、これによってゲーム市場ではあまり達成されることのない水準のシーンが実現されたのです。

The Impact

「BOXXとNVIDIAのシステム性能は我々を驚愕させました。」と、Blur StudioのCG担当責任者であるケビン・マーゴ(Kevin Margo)は言います。「このシステムは、大規模な画像を映画並みの解像度で易々と処理したのですから。」

Quadroグラフィックを搭載したハイエンドなBOXXワークステーションは、これまでのシステムより4倍も高速に画像をレンダリングできます。レンダリングの待ち時間を削減し、デジタルプレビューを高速にすることで、アーティストの生産性は大幅に向上しました。このように大規模なモデルを処理する制作環境にはありがちなメモリの不具合やエラーもほとんどなくなり、制作スピードをより高めたました。

NVIDIA Quadroグラフィックを搭載するBOXXワークステーションの卓越性のひとつは、デジタル中間生成物と成果物をレンダリングおよび表示する技術的問題がスケジュールを左右しないということです。Blurのアーティストたちは、限られた時間内に彼らができることをシステムによって制限される点を心配するよりも、最高品質のアニメーションを制作することに集中できました。「短い期間にも関わらず、このプロジェクトは、リラックスしてストレスも少なく作業できた仕事のひとつになりました。」とマーゴは総括します。