高校生のための「CUDA サマーキャンプ2012」を開催|NVIDIA
 

高校生のための「CUDA サマーキャンプ2012」を開催

 
 

東京工業大学のスパコン「TSUBAME2.0」で実習

2012年7月25日NVIDIA(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ、社長兼CEO: ジェンスン・フアン(Jen-Hsun Huang)、Nasdaq:NVDA)は、若い世代のプログラミング能力の育成を目的としたプログラミング講座「CUDAサマーキャンプ2012」 を、8月30日(木)に東京工業大学とエヌビディア ジャパンが共同開催いたします。

今年で4回目の開催となる今回は会場を東京工業大学とし、4300個のGPUを搭載して2.4ペタ・フロップスの性能を持つスーパーコンピュータ「TSUBAME2.0」の見学ツアーや、実際に参加した学生たちが作成したプログラムを「TSUBAME2.0」で走らせる実習も行います。

「CUDA」はGPUを活用したC言語ベースのプログラミングの統合開発環境で、高性能計算の領域を中心に様々な分野で使われています。世界では「CUDA」に関する講義が、東京工業大学、スタンフォード大学や清華大学をはじめとする450の大学で行われています。当講座では、NVIDIAがGPUコンピューティング、「CUDA」の基本を学ぶ場を、現役の高校生や高等専門学校生に提供し、新しい並列プログラミングの可能性を体感してもらうことで、世界で通用する人材を産学連携して育成していくことを目的としています。

講師には、数値流体シミュレーション、大規模並列計算の権威であり、文部科学大臣表彰をはじめ、多数の賞を受賞、2011年には、スパコン分野での最高栄誉と言われるゴ ードンベル賞・特別賞(本賞)を受賞された東京工業大学 学術国際情報センター 青木尊之教授と、数値流体力学、GPUによる大規模物理計算、ハイパフォーマンスコンピューティングを主に研究されており、同じく2011年ゴードンベル賞を受賞された、東京工業大学 学術国際情報センター、特任助教の下川辺 隆史博士をお迎えいたします。

また、参加特典として青木尊之教授、額田彰氏の著書「初めてのCUDAプログラミング」を参加者全員に提供し、さらに、参加した学生の中から抽選で5名に「NVIDIA GeForce GTX 480」をプレゼントします。

高校生のための「CUDAサマーキャンプ2012」 開催概要

  1. 日 時:8月30日(木) 9時00分~17時00分
  2. 会 場:東京工業大学 大岡山キャンパス  (東京都目黒区大岡山2-12-1)
  3. 募集定員:50名(現役高校生 / 現役高等専門学校生)
  4. 講義内容: 午前の部 - ご挨拶 / GPUの歴史 / GPUスーパーコンピュータ /
                      コンピュータ・シミュレーションの最先端研究紹介 / CUDAプログラミング基礎
                            昼食&「TSUBAME」見学ツアー
                            午後の部 - CUDAの応用プログラミング / 表彰式・抽選会
  5. 講 師: 青木尊之教授 (東京工業大学  学術国際情報センター)
                    下川辺隆史博士 (東京工業大学  学術国際情報センター) 
  6. 参加申し込み: 参加費無料、ウェブサイトより事前申込制(定員に達し次第、終了)
                                  //www.nvidia.co.jp/object/cuda-day.html
  7. 協力・協賛企業: 日本ヒューレット・パッカード株式会社

主催: 東京工業大学、エヌビディア ジャパン

GPU(ジーピーユー)について:
1999年、NVIDIAがグラフィックス・プロセッシング・ユニット(GPU)を発明し、3Dグラフィックスの画像処理を行ったり、数値データの並列処理において、飛躍的な進歩をもたらしました。GPUは、コンピュータサイエンスやグラフィックスアートを楽しむことを可能にし、インタラクティブな体験を作り出す、コンピュータグラフィックスエンジンです。これまで、既に10億台以上のNVIDIA製GPUが世界中に出荷されています。

「GPU コンピューティング」について:
GPUコンピューティングとは、多目的なサイエンスおよびエンジニアリングコンピューティングのためにCPUをアクセラレートさせるためのコプロセッサとして、GPU(グラフィック・プロセッシング・ユニット)を利用することです。
詳しくはこちら //www.nvidia.co.jp/object/what-is-gpu-computing-jp.html 

NVIDIAについて:
1999年、NVIDIAによるグラフィックス・プロセッシング・ユニット(GPU)の発明が、世界中の人々にコンピュータグラフィックスの可能性を認識させることとなりました。今日、NVIDIAのプロセッサはスマートフォンからスーパーコンピューターまでの幅広い製品に、またモバイル・プロセッサは携帯電話、タブレット、および車載インフォテインメント・システムに搭載されています。なかでもPCゲーム分野ではリアリティあふれる仮想空間の実現によって多くのゲーマーを魅了しています。専門的な分野では、映画製作における高度な視覚効果や3Dグラフィックスをはじめ、ジャンボジェット機からゴルフクラブにいたるまであらゆるものの開発に役立っているほか、より高性能なコンピューターを必要とする先端科学の研究者にも利用されています。NVIDIAが保有する特許は申請中のものも含めると4,500件以上に上っており、近代的なコンピューティング技術の基礎となっているものも数多く含まれています。当社の詳細についてはwww.nvidia.co.jpまたは日本語サイトwww.nvidia.co.jpをご覧ください。