NVIDIA、IBC 2009において世界の放送局・映画スタジオにQuadro Digital Video Pipelineをお披露目

 
 

GPUによる高速化が行える業界初の統合プラットフォームで、ビジュアルのレベルアップ、リアルタイム・バーチャル・エフェクトのコスト削減が可能

2009年9月10日 - IBC 2009(アムステルダム) - NVIDIA(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ、社長兼CEO: ジェンスン・フアン(Jen-Hsun Huang)、Nasdaq:NVDA)は本日、NVIDIA® Quadro® Digital Video Pipelineをリリースしたと発表しました。GPUをベースとした業界初の統合プラットフォームで、高解像度ビデオの取込、処理、配信をリアルタイムに行うことができます。

Quadro Digital Video PipelineはNVIDIA® CUDA®並列処理アーキテクチャをベースとしたソリューションで、放送番組、ニューメディア、映画の制作スタッフが必要とする機能がすべてそろっています。世界最速のグラフィックス処理が可能で、信頼性と費用対効果が高く、柔軟なワークステーションあるいはサーバをベースとしたプラットフォームでビデオ制作を進めることができます。

リアルタイム・エフェクトやバーチャル・セットに理想的なソリューション
Quadro Digital Video Pipelineなら、グラフィック・リッチな優れたエフェクトとバーチャル・セットを生放送に使うことができます。画像処理はNVIDIA Quadro GPU(グラフィックス・プロセッシング・ユニット)に直接流しこみ、結果もGPUから直接取りだすことができるため、目を見はるようなバーチャル・エフェクトによってライブ番組の魅力を大幅に高められるのです。

世界の放送局で使用されている高品位なリアルタイム3Dソリューションのサプライヤー、RT Software(ロンドン)の開発ディレクター、スティーブ・ハート(Steve Hart)氏は、次のように述べています。「高性能なQuadro Digital Video Pipelineが登場したおかげで、ワークステーション1台で、4台ものHDカメラからライブ・フィードを取りこみ、処理できるようになりました。この結果、バーチャル・スタジオ・ソリューションのコストが劇的に下がりました。クロマキー処理や色補正もGPUを使えるようになり、大きなメリットが生まれました。また、リアルタイム処理が可能で、他のシステムと違っていらいらする遅れが生じないため、スクリーン上のタレントとバーチャル・セット環境を自然に組み合わせられるようになりました。」

「Quadro Digital Video Pipelineはグラフィックス処理能力が非常に高いため、バーチャル環境を従来の5倍も詳細に構築し、その魅力を高めることが可能です。RT Softwareと新しいQuadroソリューションを組み合わせれば、リアルタイム処理の世界でイノベーションと創造性が大きく前進することは間違いありません。」

リアルタイムのビデオ処理
NVIDIA GPUのCUDA並列処理アーキテクチャを活用するQuadro Digital Video Pipelineは、ハイビジョン放送に使われる高画質のビデオをキャプチャし、リアルタイムにトランスコードしてインターネットにストリーミングすることができます。

超並列ビデオ処理ソリューションのプロバイダー、Elemental Technologiesがもうすぐ発売する予定のElemental Serverも、その中核にQuadro Digital Video Pipelineを採用しています。Elemental Serverはエンタープライズ・クラスのビデオ処理ソリューションで、EthernetあるいはSDI(Serial Digital Interface)からビデオを取り込み、GPUを使って、高速、高効率、高品位なトランスコーディングを行うことができます。さまざまな解像度とビット・レートにすばやく変換し、従来型のPC、モバイル機器、そしてセットトップ・ボックスにいたるまでビデオを提供することができるのです。

Elemental Technologies社マーケティング担当バイスプレジデント、アンディ・ビーチ(Andy Beach)氏は、次のように述べています。「オンラインのコンテンツ配信は、今、変革の時代に入っていますが、その背景にはCUDAが持つ高い並列処理があります。Elemental Serverでは、わずか4基のNVIDIA GPUを活用するだけで、1080pのライブ・ビデオ・フィード複数本のキャプチャとトランスコードをリアルタイムに行うことができます。この処理には、今まで、14基ものクアッドコアCPUが必要でした。」

Quadro Digital Video Pipelineは統合ソリューションとして、以下のようにあらゆる機能がそろっています。

  • SDIビデオのキャプチャ -非圧縮のビデオをQuadro GPUのメモリに直接ストリーミングし、4つのHD-SDIソースから同時にビデオをキャプチャすることができます。
  • ハイエンド特殊効果の生成 -NVIDIA CUDA並列処理アーキテクチャにより、2Dあるいは3Dにおける優れた特殊効果の生成、HDビデオのトランスコーディングなどをリアルタイムに行うことができます。
  • SDIビデオ出力 -2K、HD、SDのビデオへリアルタイムにエフェクトを合成し、グラフィックス・ツー・ビデオの統合ソリューションとすることができます。この出力は、ゲンロック機能によって外部のハウスシンクに同期させたりSDI入力に同期させたりすることができます。

Quadro Digital Video Pipelineにより、プロダクション・パイプライン全体が一つのシステムにまとまりました。統合費用をかけることなく、システムのコストを引き下げることが可能になったのです。

Quadro Digital Video Pipeline採用のソフトウェア・ソリューションは、2009年9月11日から15日までアムステルダム、RAI Centreで開催されるIBC 2009に出展されています。NVIDIAのブースはHall 7のH37で、RT Software社のバーチャル・エフェクト・ソフトウェア、Elemental Technologies社のビデオ・エンコーディング・ソリューション、Elemental AcceleratorとElemental Serverなどが展示されます。

価格と供給状況
NVIDIA Quadro Digital Video Pipelineの実売価格は、構成に応じて5,000ドルから8,000ドルになると見込まれます。販売は、NVIDIAの認定チャネルパートナーを通じて行います。NVIDIA Quadro Digital Video Pipelineソリューションについての詳細は、http://www.nvidia.co.jp/object/quadro_dvp_jp.htmlをご覧ください。

NVIDIAについて

NVIDIAは、ワークステーション、PC、ゲーム機およびモバイル機器において、驚異的かつインタラクティブなグラフィックなグラフィックスを作り出すハイパフォーマンス・プロセッサ(GPU)を開発した、ビジュアル・コンピューティングテクノロジの世界的リーダー企業です。エンタテイメントや一般消費者マーケット向けにはGeForce®製品、プロフェッショナルデザインやビジュアリゼーション・マーケット向けにはQuadro®製品、そしてハイパフォーマンス・コンピューティング・マーケット向けにはTesla™製品を提供しています。本社はカリフォルニア州サンタクララにあり、アジア、ヨーロッパ、アメリカのあらゆる地域にオフィスを設けています。より詳しい情報については、www.nvidia.comあるいは日本語サイトhttp://www.nvidia.co.jpをご覧ください。

本参考情報に記載されている記述の中には、NVIDIA Quadro GPU、Quadro Digital Video PipelineおよびCUDAアークテクチャに関する利点、特徴、影響および性能など、これらに限らず、将来予測的なものが含まれており、予測とは大幅に異なる結果を生ずる可能性があるリスクと不確実性を伴っています。これらのリスクと不確実性に関してはこれらに限らず、より効率かつ迅速な技術開発、デザイン、製造、あるいはソフトウェアの欠陥、技術開発および競合による影響、ユーザの嗜好および需要の変化、競合製品のユーザの採用、業界標準およびインターフェースの変更、システムを統合する際の当社製品および技術の予期せぬパフォーマンスの損失などがあり、その他のリスクの詳細に関しては、Form 10-Kの2009年6月26日を末日とする四半期レポートなど、米証券取引委員会(SEC)に提出されているNVIDIAの報告書に適宜記載されます。これらの将来予測的な記述は発表日時点での見解に基くものであり、NDIVIAはこれらの記述を更新する一切の義務を負いません。

 

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