NVIDIA、第10回Graduate Fellowship Programを開始|NVIDIA
 

NVIDIA、第10回Graduate Fellowship Programを開始

 
 
コンピューティング研究に対するグラントとして25万ドルを提供

2010年11月16日 - カリフォルニア州サンタクララ - NVIDIA(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ、社長兼CEO: ジェンスン・フアン(Jen-Hsun Huang)、Nasdaq:NVDA)は本日、第10回Graduate Fellowship Programを開始したと発表しました。ビジュアルコンピューティングの複雑な課題を解決するプロジェクトを資金的に援助するプログラムで、並列処理やグラフィックス処理の進歩に貢献する研究を行っている博士課程の学生を最大で10人選び、現金2万5000ドルずつを支給します。

プログラムへの申し込みは本日から2011年2月3日まで受け付けます。対象は世界全体です。選考結果は2011年4月に発表します。応募資格は、博士(Ph.D.)課程の初年度を終了していること、および、コンピュータ・アーキテクチャ、コンピュータ・サイエンス、電子工学、ハイパフォーマンスコンピューティング、科学計算、またはその関連分野の学生であることとなっています。活動中の研究チームに在籍していることも必要です。応募資格および応募方法の詳細は、//research.nvidia.com/relevant/graduate-fellowship-programをご覧になるか、fellowship@nvidia.comまで電子メールでお問い合わせください。

NVIDIAチーフ・サイエンティストのビル・ダリー(Bill Dally)は、次のように述べています。「世界は今、コンピューティング、科学、医薬品の分野で難しい課題に直面しています。NVIDIA Graduate Fellowship Programは、グラフィックスとハイパフォーマンスコンピューティングの分野を大きく前進させる研究の支援を目的としています。これらの技術は、がんからエネルギー探査まで、さまざまな重点領域における研究のスピードアップに役立つからです。」

プログラムに選定されると、研究資金のほか、NVIDIA®テクノロジやプログラミングに関する支援も提供されます。

過去2年にわたってグラントを獲得したニコラス・ピント(Nicolas Pinto)氏は、次のように述べています。「NVIDIA Graduate Fellowship Awardのおかげで、MITとハーバードが協力して進めていた研究を大幅にスピードアップすることができました。視覚野において物体がどのように認識されているのか、その計算理論を構築する研究です。私たちの研究成果は、大量のオブジェクトや顔を認識するシステムに活用されています。コンピュータ・サイエンスや神経科学の博士課程に在籍する人には、このグラントへの応募を強くお勧めします。」

NVIDIA Graduate Fellowship Programは、2002年の創設以来、84人を超える博士課程の学生に累計200万ドル以上の支援を行ってきた実績があります。

詳しい情報は//research.nvidia.com/relevant/graduate-fellowship-programをご覧ください。

NVIDIAリサーチについて
NVIDIAリサーチでは、ビジュアルコンピューティング、並列コンピューティング、モバイル・コンピューティングという新しい世界を開拓するため、このような分野の優秀な社外研究者をサポートするさまざまなイニシアティブやプログラムを展開しています。たとえば、教授とのパートナーシップや大学院生へのフェローシップという形で大学の研究プロジェクトに資金やボードを提供したり、大学スタッフと協力してカリキュラムを作成したり、デベロッパー・リレーションズ・プログラムを通じて開発者フォーラムやリリース前のツールおよびドライバへのアクセスを提供したり、受賞歴を誇るNVIDIA関連書籍を提供したり、オンラインで無償提供している学習課題へのアクセスを提供したりなどを行っているのです。詳しい情報は、
www.nvidia.com/researchをご覧ください。

NVIDIA について

NVIDIAは、1999年にグラフィックス・プロセッシング・ユニット(GPU)を発明した時、コンピュータグラフィックスのパワーを世界に目覚めさせました。それ以来、ポータブルメディアプレイヤーからノートブック、ワークステーションまで幅広い範囲におけるインタラクティブなグラフィックス機器で、継続的かつ驚異的なビジュアルコンピューティングの新しい標準を創り上げてきました。NVIDIAのプログラム可能なGPUの専門的技術は、費用のかからない安価な、そして幅広いアクセスができるスーパーコンピュータによる並列処理の進歩を続けています。米フォーチュン誌でNVIDIAは半導体産業におけるイノベーション分野で2年連続して1位にランキングされました。より詳しい情報については、www.nvidia.com あるいは日本語サイト//www.nvidia.co.jpをご覧ください。

本参考情報に記載されている記述の中には、NVIDIA Graduate Fellowship Program、リサーチ基金、モダンコンピューティング上の会社特許に関する利点、特徴、影響など、これらに限らず、将来予測的なものが含まれており、予測とは大幅に異なる結果を生ずる可能性があるリスクと不確実性を伴っています。これらのリスクと不確実性に関してはこれらに限らず、より効率かつ迅速な技術開発、並列処理におけるCPUの採用、デザイン、製造、あるいはソフトウェアの欠陥、技術開発および競合による影響、ユーザの嗜好および需要の変化、競合製品のユーザの採用、業界標準およびインターフェースの変更、システムを統合する際の当社製品および技術の予期せぬパフォーマンスの損失などがあり、その他のリスクの詳細に関しては、Form 10-Kの2010年8月1日を末日とする四半期レポートなど、米証券取引委員会(SEC)に提出されているNVIDIAの報告書に適宜記載されます。これらの将来予測的な記述は発表日時点での見解に基くものであり、NDIVIAはこれらの記述を更新する一切の義務を負いません。

本案件に関するお問合せ先:

エヌビディア
マーケティング本部 広報/マーケティング・コミュニケーションズ
中村
Emailアドレス: knakamura@nvidia.com
Tel: 03-6743-8712 Fax: 03-6743-8799

エヌビディア広報事務局
共同PR株式会社 武内 / 渡部
Emailアドレス: n-takeuchi@kyodo-pr.co.jp / hi-watanabe@kyodo-pr.co.jp
Tel: 03-3571-5326 Fax: 03-3574-0316