NVIDIA、2011年会計年度第3四半期の業績を発表|NVIDIA
 

NVIDIA、2011年会計年度第3四半期の業績を発表

 
 
  • 売上高は前四半期比で4.0%増の8億4390万ドル
  • 純利益はGAAPベースで8490万ドル、希薄後1株当たり0.15ドルと、前四半期の1億4100万ドル、希薄後1株当たり0.25ドルというGAAPベースの純損失から改善
  • 売上高総利益率はGAAPベースで46.5%と、前四半期の16.6%から上昇

2010年11月11日 - カリフォルニア州サンタクララ - NVIDIA (本社:米国カリフォルニア州サンタクララ、社長兼CEO: ジェンスン・フアン(Jen-Hsun Huang)、Nasdaq:NVDA)は本日、2010年10月31日を末日とする2011年会計年度第3四半期の業績を発表しました。売上高は8億 4390万ドルと前四半期に対して4.0%増、前年同期の9億320万ドルに対して6.6%減となりました。

米国GAAP (一般に公正妥当と認められた会計原則)に基づく業績では、2011年会計年度第3四半期は8490万ドル(1株当たり0.15ドル)の純利益となりました。これに対して前四半期の業績は、1億4100万ドル(希薄後1株当たり0.25ドル)の純損失、前年同期は1億760万ドル(1株当たり0.19ドル)の純利益でした。GAAPベースの売上高総利益率は、前四半期の16.6%、前年同期の43.4%に対し、2011年会計年度第3四半期は46.5%となりました。

(単位:百万ドル 1株当たりのものを除く) 主な四半期業績
Q3 FY2011 Q2 FY2011 Q3 FY2010
売上高 $843.9 $811.2 $903.2
  GAAP:
売上高総利益率 46.5% 16.6% 43.4%
純利益(損失) $84.9 ($141.0) $107.6
1株当たりの利益(損失) $0.15 ($0.25) $0.19

NVIDIAの社長兼CEO、ジェンスン・フアン(Jen-Hsun Huang)は、次のように述べています。「危機的状況は脱しました。会社の実行速度も以前のレベルまで戻りましたし、デスクトップのシェアも回復しつつあります。Fermiアーキテクチャのプロセッサを初めて出荷してからわずか7カ月のうちに、パフォーマンスの新たな標準となったGeForce GTX 580をはじめ、7種類ものGPUの製造を開始しました。デスクトップからノートパソコン、ワークステーションまでの製品ライン、すべてのセグメントに Fermiアーキテクチャが浸透したのです。」
「今、クラウド・コンピューティングとモバイル・コンピューティングがコンピュータの世界を大きく変えようとしていますが、この四半期は、その中核に向けて大きく前進することにも成功しました。速度もグリーン性も世界トップクラスのスーパーコンピュータが、何台も、Teslaを使って構築されました。また、パートナー各社と協力で開発しているTegra搭載のスマートフォンやタブレットも、もうすぐ市場に登場します。」

概要
2011年会計年度第4四半期については、以下のように予想されます。

  • 売上高は第3四半期に対して3%から5%、増加する見込みです。
  • GAAPベースの売上高総利益率は横ばいの見込みです。
  • GAAPベースの営業費用は約3億ドルの見込みです。
  • GAAPベースの税率は18%から20%となる見込みです。

2011年会計年度第3四半期のハイライト:

  • 第2回GPU Technology Conferenceを開催しました。発表論文は5倍、セッション数は2倍となり、並列処理が急速に広まりつつあることが明らかとなりました。
  • 7,168個のGPUを搭載したスーパーコンピュータ、Tianhe- 1Aが世界最速だと確認されました。天津の中国国立スーパーコンピュータセンターに設置されたTianhe-1Aは、CPUのみで同等のシステムを構築した場合と比べてエネルギー効率は3倍、必要床面積は半分となりました。
  • NVIDIA® GeForce® GTS 450とGT 430など、12種類のGPU製品を新たに発売しました。
  • 第3四半期終了後、GeForce GTX 580グラフィックスカードを発表するとともに出荷を開始し、メディアと業界アナリストから高い評価を受けました。

 

NVIDIA について

NVIDIAは、1999年にグラフィックス・プロセッシング・ユニット(GPU)を発明した時、コンピュータグラフィックスのパワーを世界に目覚めさせました。それ以来、ポータブルメディアプレイヤーからノートブック、ワークステーションまで幅広い範囲におけるインタラクティブなグラフィックス機器で、継続的かつ驚異的なビジュアルコンピューティングの新しい標準を創り上げてきました。NVIDIAのプログラム可能なGPUの専門的技術は、費用のかからない安価な、そして幅広いアクセスができるスーパーコンピュータによる並列処理の進歩を続けています。米フォーチュン誌でNVIDIAは半導体産業におけるイノベーション分野で2年連続して1位にランキングされました。より詳しい情報については、www.nvidia.com あるいは日本語サイト//www.nvidia.co.jpをご覧ください。

本参考情報に記載されている記述の中には、2011年第4四半期の業績予測、デスクトップ市場でのマーケットシェア、GeForce GTX 580の利点、クラウドおよびモバイル・コンピューティングによる影響、Tegraのデザインウィン、モダンコンピューティングのNVIDIAの特許など、これらに限らず、将来予測的なものが含まれており、予測とは大幅に異なる結果を生ずる可能性があるリスクと不確実性を伴っています。これらのリスクと不確実性に関してはこれらに限らず、より効率かつ迅速な技術開発、並列処理におけるCPUの採用、デザイン、製造、あるいはソフトウェアの欠陥、技術開発および競合による影響、ユーザの嗜好および需要の変化、競合製品のユーザの採用、業界標準およびインターフェースの変更、システムを統合する際の当社製品および技術の予期せぬパフォーマンスの損失などがあり、その他のリスクの詳細に関しては、Form 10-Kの2010年8月1日を末日とする四半期レポートなど、米証券取引委員会(SEC)に提出されているNVIDIAの報告書に適宜記載されます。これらの将来予測的な記述は発表日時点での見解に基くものであり、NDIVIAはこれらの記述を更新する一切の義務を負いません。

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