NVIDIA、今年中に 10 万人のディープラーニング開発者をトレーニング予定|NVIDIA
 

NVIDIA、今年中に 10 万人のディープラーニング開発者をトレーニング予定

 
 

AI の専門知識に対する需要の拡大に応えるため、前年比で 10 倍の開発者をトレーニング

米国カリフォルニア州サンノゼ GPU Technology Conference -- (2017 年 5 月 9 日) - NVIDIA (NASDAQ: NVDA) は、AI 分野の専門知識に対する需要の拡大に応えるため、NVIDIA Deep Learning Institute (以下 DLI) を通じて今年中に 10 万人 (2016 年の 10 倍) の開発者をトレーニングする計画があることを発表しました。

IDC のアナリストは、「2020 年までに、全アプリケーションの 80% に何らかの AI コンポーネントが搭載されるだろう」と予測しています。DLI は、開発者、データ サイエンティスト、研究者の皆様に、最新の AI ツールや AI テクノロジの使い方に関する実践的なトレーニングを提供します。

DLI は、大人気の公開イベントなどで、世界中の開発者向けにトレーニングを提供してきました。また Adobe、Alibaba、SAP などの企業や、アメリカ国立衛生研究所、National Institute of Science and Technology、バルセロナ スーパーコンピューティング センターなどの政府系の研究機関、他にテマセク ポリテクニック (シンガポール)、インド工科大学 (ボンベイ) などの高等教育機関でも、オンサイトのトレーニングを実施しています。

インストラクター主導型のワークショップのほかにも、NVIDIA ソフトウェアやクラウド上の高性能なアマゾン ウェブ サービス (AWS) EC2 P2 GPU インスタンスを利用することで、開発者の皆様は、最新のディープラーニング技術に関するトレーニングにオンデマンドでアクセスできます。既に 1 万人以上の開発者が、AWS を利用し、ディープラーニングの応用的な使い方に関する NVIDIA のトレーニングを受けています。

NVIDIA の開発者プログラム担当バイス プレジデントであるグレッグ・エステス (Greg Estes) は、次のようにコメントしています。「AI は、私たちの世代を定義づけるテクノロジです。企業、政府機関、大学などからのきわめて大きな需要に応えるため、当社では、幅と深さを大幅に充実させたトレーニングを提供することにしました。これにより、世界中の開発者の皆様が、この革新的なテクノロジの活用方法を学習できます。」

NVIDIA は、DLI のカリキュラムの幅を拡大し、自動運転車、医療、ウェブ サービス、ロボット工学、ビデオ分析、金融サービスなどへのディープラーニング技術の応用にも対応します。講座は、クラウド上の NVIDIA GPU を使用し、アマゾン ウェブ サービスや Google の Qwiklabs を介してオンラインで提供されますが、インストラクター主導型のセミナー、ワークショップ、クラスもあわせて実施することにより、アジア、ヨーロッパ、および南北アメリカの開発者にトレーニングをお届けします。NVIDIA は、現在、Udacity との協力のもと、自動運転車の開発に向けた DLI コンテンツを提供しています。

インストラクター主導型のセミナー、ワークショップ、クラスもあわせて実施することにより、アジア、ヨーロッパ、および南北アメリカの開発者にトレーニングをお届けします。NVIDIA は、現在、Udacity との協力のもと、自動運転車の開発に向けた DLI コンテンツを提供しています。

Udacity のコンテンツ担当バイス プレジデントであるクリスチャン プレージマン (Christian Plagemann) 氏は、次のようにコメントしています。「人工知能について理解しているだけでなく、その商業用途への応用方法についての知識も持つ開発者に対する需要が高まっています。NVIDIA は、ディープラーニング技術の応用で業界をリードしています。私たちは、次世代の人工知能エキスパートを育成するため、NVIDIA の専門家と緊密に協力することができ、うれしく思っています。」

DLI のハンズオン ラボを指導するのは、NVIDIA、パートナー企業、および大学の認定専門インストラクターです。各ラボでは、ディープラーニングの基礎 (オブジェクトの検知や画像の分類を目的とした AI の利用など) のほか、がん治療で最善のアプローチを決定するための AI の活用方法なども学習できます。また最上級コースでは、自動運転車の開発に向けての NVIDIA DRIVE™ PX 2 や DriveWorks といったテクノロジの使い方も学べます。

NVIDIA は、2017 年の目標を達成するため、以下の施策を通じて DLI を拡大します。

  • 新しいディープラーニング トレーニング ラボの開設: NVIDIA は、アマゾン ウェブ サービス、Facebook、Google、Mayo Clinic 病院、スタンフォード大学、およびディープラーニングの主要なフレームワークをサポートするコミュニティーとの協力を通じ、Caffe2、MXNet、TensorFlow を利用したトレーニング ラボの共同開発を行っています。
  • 教育者向けの新しいコースウェアの開発: NVIDIA は、Facebook の AI 研究所所長でニューヨーク大学のコンピューター サイエンスの教授であるヤン ルカン (Yann LeCun) 氏との協力を通じ、「DLI Teaching Kit (DLI 教育キット)」を開発しました。このキットは、PyTorch フレームワークを利用し、GPU 上でのディープラーニングの学術的理論と応用について扱います。既にオックスフォード大学やカリフォルニア大学バークレー校などで、何百人もの教育者が DLI 教育キットを使い始めています。
  • 新しい DLI 認定トレーニング パートナー: NVIDIA は、トレーニング資料の提供や、Hewlett Packard Enterprise、IBM、Microsoft などのインストラクターの認定を行うことで、DLI のエコシステムを拡大しています。

NVIDIA は、Microsoft Azure、IBM Power、IBM Cloud の各チームとも協力し、ラボのコンテンツをそれぞれのクラウド ソリューションに移植しています。

インストラクターは、www.developer.nvidia.com/teaching-kits より、DLI 教育キット (アクセラレーテッド コンピューティングとロボット工学にも対応) にアクセスできます。

コース内容の詳細については、NVDLI@nvidia.com までお問い合わせください。

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NVIDIA について
NVIDIA が 1999 年に開発した GPU は、PC ゲーム市場の成長に拍車をかけ、現代のコンピューター グラフィックスを再定義し、並列コンピューティングを一変させました。最近では、GPU ディープラーニングが最新の AI、つまりコンピューティングの新時代の火付け役となり、世界を認知して理解できるコンピュータ、ロボット、自動運転車の脳の役割を GPU が果たすまでになりました。今日、NVIDIA は「AI コンピューティング カンパニー」として知名度を上げています。詳しい情報は、//www.nvidia.co.jp/ をご覧ください。

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本プレスリリースに記載されている、NVIDIA が 2017 年にトレーニング予定の開発者数、AI コンポーネントにおけるアプリケーションの予測、我々の世代の定義技術としての AI、NVIDIA の Deep Learning Institute における影響および、GPU テクノロジ カンファレンスでの提供は大幅に異なる結果が生じるリスクと不確実性を伴っています。かかるリスクと不確実性は、世界的な経済環境、サードパーティーに依存する製品の製造・組立・梱包・試験、技術開発および競合による影響、新しい製品やテクノロジの開発あるいは既存の製品やテクノロジの改良、当社製品やパートナー企業の製品の市場への浸透、デザイン・製造あるいはソフトウェアの欠陥、ユーザーの嗜好および需要の変化、業界標準やインターフェイスの変更、システム統合時に当社製品および技術の予期せぬパフォーマンスにより生じる損失などを含み、その他のリスクの詳細に関しては、Form10-K の 2017 年 1 月 29 日を末日とする四半期レポートなど、米証券取引委員会 (SEC) に提出されている NVIDIA の報告書に適宜記載されます。SEC への提出書類は写しが NVIDIA のウェブサイトに掲載されており、NVIDIA から無償で入手することができます。これらの将来予測的な記述は発表日時点の見解に基づくものであって将来的な業績を保証するものではなく、法律による定めがある場合を除き、今後発生する事態や環境の変化に応じてこれらの記述を更新する義務を NVIDIA は一切負いません。

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