NVIDIA Fermiに最適化されたApplication Acceleration Enginesにより、かつてない高水準のアプリケーションを実現 |NVIDIA
 

NVIDIA Fermiに最適化されたApplication Acceleration Enginesにより、かつてない高水準のアプリケーションを実現

 
 

開発者は、Fermiの処理能力を迅速・簡単に活用

NVIDIA 3D Vision Pro-glasses and emitter
新Quadro プロフェッショナルグラフィックスソリューション、NVIDIA Fermi最低化アプリケーションアクセラレーションエンジン - キービジュアル
新NVIDIA アプリケーションアクセラレーションエンジンデモを特徴とするNVIDIA Quadro デザインガレージ
NVIDIA 新アプリケーションアクセラレーションエンジン(AXE)2.0プレゼンテーション7-10

2010年7月27日 - カリフォルニア州ロサンゼルス、SIGRRAPH 2010 - NVIDIA(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ、社長兼CEO: ジェンスン・フアン(Jen-Hsun Huang)、Nasdaq:NVDA)(ブース#717)は本日、最新のQuadro®グラフィックス・プロセシング・ユニット(GPU)に最適化されたApplication Acceleration Engines(AXE)の最新版を発表しました。また、このGPUは、本日発売された最新のNVIDIA® Fermiアーキテクチャを採用しています。

NVIDIA SceniX™ 6、NVIDIA Cg Tooklit™ 3、NVIDIA OptiX™ 2からなるこれらの最新版は、プロフェッショナル・ソフトウェア開発コミュニティ向けに設計されています。同じく本日、NVIDIAの子会社であるmental images®のiray®レンダラーも商用アプリケーション向けに、そして、GPUベースの画期的なクラウドベース・レンダリング・ソリューションも紹介されています。

NVIDIAのプロフェッショナル・ソリューション・グループ担当ジェネラル・マネジャー、ジェフ・ブラウン(Jeff Brown)は、次のように述べています。「これらの新型エンジンの発売により、画期的なアプリケーションをこれまで以上に短期間で市販できます。そして、こうしたエンジンにより、先進の可視化とハイパフォーマンス・コンピューティング/シミュレーションを組み合わせたソフトウェアの新世代の扉が開かれます。」

NVIDIA、開発ペースを加速
SceniX 6、Cg Toolkit 3、OptiX 2テクノロジとmental imagesのirayレンダリング・ソリューションによって、アプリケーション開発者は、医療用画像処理、自動車のスタイリング、建築設計、エネルギー探査など、幅広い市場のエンドユーザーに対し、数多くの新たな機能とメリットを提供できます。こうした機能とメリットには、以下が挙げられます。

NVIDIA SceniX 6

  • Cgテセレーション・プログラムを使用した最新のBezier Patchジオメトリ・クラスにより、 
  • NVIDIA ・Fermiアーキテクチャ・クラスのGPUでは、最もスムーズな表面を実現
  • OptiX 2による、高速かつインタラクティブなレイトレーシングのサポート
  • 全体的なパフォーマンスと忠実度の継続的な向上
  • mental imagesのirayに対する将来的なサポ
NVIDIA Cg Toolkit 3
  • 最新のテセレーション・プログラムにより、ディスプレースメント/プロシージャル・サーフェイス  を、最新のNVIDIA Fermiアーキテクチャ・クラスGPU上のテセレーションにリアルタイムで動 的に適合可能
  • OpenGL 4とDirectX 11の高水準プログラミングにより、ポータブルなクロスプラットフォーム
    エフェクトの最新機能に対応

NVIDIA OptiX 2

  • 最新のNVIDIA Fermiアーキテクチャ・クラスGPU向けの最適化により、前世代(GT200) GPUとの比較で最大4倍、G92との比較では10倍以上のパフォーマンス向上を実現
  • Windows、Linux、Mac OSXで、NVIDIA CUDA™アーキテクチャ対応NVIDIA GPUの全製 品(G92以降)をサポート
  • Direct3Dと、Direct3DおよびOpenGLの高速相互運用性、フレキシブル・コンポジティングと ハイブリッド・レンダリングの機会

mental imagesのiray

  • 物理的に正確で、完全にデターミニスティックなグローバル・イルミネーション・レンダリング 同一マシン上で複数のNVIDIA Fermiアーキテクチャ・クラスGPU間の優れたスケーリング
  • 分散レンダリングのサポートにより、ネットワーク内でQuadro GPUとTesla™ GPUを効率的  に活用

開発コミュニティが最新エンジンを熱心に支持
Lightwork Design Limitedのプロダクトディレクターであるデイブ・ハッチンソン(Dave Hutchinson)氏は、次のように述べています。「当社のお客様は、GPUアクセラレーションによるレンダリング体験の向上について非常に関心があることが判明しており、NVIDIAのエンジンは、当社の開発プロセスをサポートすることで、これまでにない魅力的な最新Lightworksソリューションを実現しています。OptiXレイトレーシング・エンジンは実装がシンプルであり、従来のCPUの実装と比べて、レンダリング速度の向上には目覚ましいものがあります。」

Real Time Technologies Inc.のCEOであるラディック・フックス(Ludwig Fuchs)氏は、次のように述べています。「SceniXは当初より、当社の業界をリードするDeltaGenスタイリング/可視化製品の基礎となっています。当社はこれまで、SceniXの各バージョンを使用することで、自動車メーカーの目の肥えたお客様に重要な新機能とパフォーマンスをいち早く提供してきましたが、バージョン6でも、これは変わっていません。」

BunkspeedのCEOであるフィリップ・ラン(Philip Lunn)氏は、次のように述べています。「irayによって、当社の最新Bunkspeed SHOTソフトウェアには、レンダリング・ソリューションを容易に追加することができ、フォトリアリズムとスピードの両方で、真の最先端を実現できます。この画期的な新型Quadro GPUとBunkspeed SHOTの組み合わせにより、デザイン業界や広告業界のお客様のクリエイティブ・プロセスに革命を起こすことができます。」

提供方法
NVIDIA Application Acceleration Enginesは、開発者向けに本日よりダウンロード提供を開始します。OptiX、SceniX、Cg Toolkitは、無償で入手・導入可能です。詳細については、//www.nvidia.co.jp/object/application_acceleration_engines_jp.htmlをご覧ください。irayは、mental imagesより商業用途でライセンス供与されます。詳細については、//www.mentalimages.com/products/iray.htmlをご覧ください。

グラフィックス・プロフェッショナルは、SIGGRAPH 2010(2010年7月27日~29日、於:ロサンゼルス・コンベンションセンター)のNVIDIAブース(南ホール、#717)でこれらの新型エンジンを体験することができます。詳細については、www.nvidia.co.jp/quadroをご覧ください。NVIDIA Quadroについての詳細は、YouTubeとTwitter(@NVIDIAQuadro)でもご覧いただけます。

NVIDIA について

NVIDIAは、1999年にグラフィックス・プロセッシング・ユニット(GPU)を発明した時、コンピュータグラフィックスのパワーを世界に目覚めさせました。それ以来、ポータブルメディアプレイヤーからノートブック、ワークステーションまで幅広い範囲におけるインタラクティブなグラフィックス機器で、継続的かつ驚異的なビジュアルコンピューティングの新しい標準を創り上げてきました。NVIDIAのプログラム可能なGPUの専門的技術は、費用のかからない安価な、そして幅広いアクセスができるスーパーコンピュータによる並列処理の進歩を続けています。米フォーチュン誌でNVIDIAは半導体産業におけるイノベーション分野で2年連続して1位にランキングされました。より詳しい情報については、www.nvidia.com あるいは日本語サイト//www.nvidia.co.jpをご覧ください。

本参考情報に記載されている記述の中には、NVIDIA GPU、Quadro プロフェッショナルグラフィックスに関する利点、特徴、影響および性能、ソフトウェア開発におけるCUDAの影響など、これらに限らず、将来予測的なものが含まれており、予測とは大幅に異なる結果を生ずる可能性があるリスクと不確実性を伴っています。これらのリスクと不確実性に関してはこれらに限らず、より効率かつ迅速な技術開発、並列処理におけるCPUの採用、デザイン、製造、あるいはソフトウェアの欠陥、技術開発および競合による影響、ユーザの嗜好および需要の変化、競合製品のユーザの採用、業界標準およびインターフェースの変更、システムを統合する際の当社製品および技術の予期せぬパフォーマンスの損失などがあり、その他のリスクの詳細に関しては、Form 10-Kの2010年5月2日を末日とする四半期レポートなど、米証券取引委員会(SEC)に提出されているNVIDIAの報告書に適宜記載されます。これらの将来予測的な記述は発表日時点での見解に基くものであり、NDIVIAはこれらの記述を更新する一切の義務を負いません。

本案件に関するお問合せ先:

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