GeForce 7800GTを今買うと「NVIDIA オリジナルマグカップ」を1000名様にプレゼント!

さらに対象製品をご購入の方にもれなく「NVIDIA」特製クリアフォルダをプレゼント!

(キャンペーン対象ショップでのご購入に限ります)2005年12月10日から2006年1月31日まで
コストパフォーマンスに優れたハイエンドGPU〜GeForce 7800 GT
NVIDIAのGeForce 7800 GTは、NVIDIAのハイエンドGPUファミリーであるGeForce 7シリーズの製品で、NVIDIAのフラッグシップ製品となるGeForce 7800 GTXの廉価版という位置づけとなる。だが、性能や機能に関してはGeForce 7800 GTX譲りの仕様となっており、ハイエンドゲーマーの厳しい要求にも耐えうる製品となっている。



20パイプのピクセルパイプラインを装備したハイエンドGPU
 NVIDIAのGeForce 7800 GTの特徴は、その豪華な仕様だ。まず3D描画性能に最も影響を与えるピクセルパイプラインだが、GeForce 7800 GTは20パイプという仕様になっている。ピクセルパイプラインは、実際にGPUが3Dの画面を描画する際にエンジンに利用するため、パイプ数が多ければ多いほど処理能力は向上する。GeForce 7800 GTの20パイプという構成は、上位バージョンのGeForce 7800 GTXの24パイプには劣るものの、前世代のGeForce 6800シリーズを上回っているほか、後から発表された他社の最新世代の16パイプ構成をも上回っている。

 また、GeForce 7800 GTは他の仕様でもハイエンドだ。シェーダユニットのプログラムモデルは最新のシェーダーモデル3.0に対応しており、DirectX9.0cと対応3Dゲーム組み合わせることで、シェーダモデル2.0世代GPUに比べてよりリッチなゲーム表現が可能になる。

 さらに、ビデオメモリにも最新のテクノロジであるGDDR3を採用している。ビデオメモリはGPUが3D描画に利用するデータを一時的に保存しておく場所で、GPUとビデオメモリの間の速度である帯域幅が十分でない場合、GPUはビデオメモリを待つことになるので、描画性能が低下することがある。ところが、GeForce 7800 GTでは高速なGDDR3を採用することで、動作周波数は1GHzに達しており、かつビデオメモリとGPUを接続するバス幅が普及価格帯製品の128ビット幅の倍である256ビット幅になっており、ビデオメモリの帯域幅は実に32GB/秒に達する。これにより、20パイプラインという強力なGPUの描画性能をスポイルすることなくもてる性能をあますことなく発揮することが可能になっているのだ。

SLIによりさらに高い3D描画性能を実現可能なGeForce 7800 GT
 GeForce 7800 GTのもう1つの特徴は、NVIDIAのSLI(Scalable Link Interface)テクノロジをサポートしていることだ。SLIとは、2つのGPUを1つのGPUとして利用する技術のことで、通常は1つのGPUで描画している3D描画を2つのGPUが分担して担当する仕組みになっている。これにより、1つのGPUで描画する場合に比べて大幅に性能が向上している。

 それでは、実際にベンチマークプログラムを利用してSLIによりどの程度性能が向上するのかを確認してみよう。グラフ1はSLIを有効にした場合(つまり2つのGPUで描画する)とSLIを無効にした場合(1つのGPUで描画する)を比較したグラフで、見てわかるようにSLIが有効になっている場合は、SLIを無効にしている場合に比べて大幅に性能が向上しているのがわかる。

 SLIに対応していないような古い3Dゲームの中にはSLIを無効にした方が性能が向上する場合もあるが、そうした場合でもnvidia.comで公開されている最新のForceWare 80ドライバ(最新版はバージョン81.95)を利用すると、再起動などをしなくてもSLIの有効、無効の設定ができるようになっている。互換性の面でSLIに不安を持つユーザーもいるかもしれないが、すでにドライバにはこうした機能が実装されているため、必要ならば簡単に設定が可能で、ほとんど場合で問題が発生することは少ないと言えるだろう。

 このように、GeForce 7800 GTは、上位モデルのGeForce 7800 GTXの譲りの高い3D描画性能を持っているだけでなく、SLIテクノロジを利用することで、さらに描画性能を高めることが可能になっており、将来SLIへのアップグレードを見据えてGeForce 7800 GTを選択するというのもありだろう。


SLI有効と無効を比較すると、SLI有効時には大きな性能向上を果たしていることがわかる。特に1600x1200ドット、4xAA、8x 異方形フィルタリングという負荷が高い状態ではSLIの効果が大きいことがわかる。
最新ドライバを利用すると、SLIの有効、無効は再起動せずとも可能になっている。
SLIを利用するには、SLIに対応したマザーボードが必要になる。今回のベンチマークに利用したのはASUSTeK ComputerのA8N32-SLI Deluxe。チップセットにNVIDIAのnForce4 SLI x16を搭載しており、PCI Express x16スロットを2つ搭載している。

[製品情報]A8N32-SLI Deluxe
http://www.asus.co.jp/products4.aspx?l1=3&l2=15&l3=0&model=744&modelmenu=1

閉じる