NVIDIA、エッジからクラウドまで対応した Metropolis ビデオ分析プラットフォームで、AI 都市への道を切り開く|NVIDIA
 

NVIDIA、エッジからクラウドまで対応した Metropolis ビデオ分析プラットフォームで、AI 都市への道を切り開く

 
 

50 社以上の AI 都市パートナー企業が、NVIDIA ディープラーニングを導入してリアルタイムの洞察を提供。より安全でスマートなコミュニティを実現するほか、交通状況やリソースの利用状況も改善

米国カリフォルニア州サンノゼ GPU Technology Conference -- (2017 年 5 月 8 日) - AI 都市の創造に向けて道を切り開くNVIDIA (NASDAQ: NVDA) は、インテリジェント ビデオ分析プラットフォーム「NVIDIA Metropolis™」を発表しました。

Metropolis は、ビデオ ストリームにディープラーニングを適用することにより、公共安全、交通管理、リソースの最適化などの面で、今までよりも安全かつスマートな都市を実現します。既に 50 社以上の NVIDIA AI 都市パートナー企業が、ディープラーニング技術を GPU に適用する製品やアプリケーションの提供を開始しており、その多くは、今週開催中の GPU テクノロジ カンファレンス (GTC) で公開されています。

NVIDIA の Tegra ビジネスを担当するバイス プレジデント兼ゼネラル・マネージャーであるディープゥ・タッラ (Deepu Talla) は、次のようにコメントしています。 「ディープラーニング技術を利用した強力なインテリジェント ビデオ分析のおかげで、何の個性もない動画がリアルタイムの貴重な洞察に生まれ変わり、人々の安全や生活を向上させることができます。NVIDIA Metropolis プラットフォームは、お客様のすべてのビデオ ストリームを AI で支えることで、よりスマートな都市を創造できるようにします。」

動画は世界最大のデータ ソース
政府施設、公共交通機関、商業ビル、道路沿いなどに設置されている何億台ものカメラで撮影される動画は、世界最大のデータ量を生み出しています。2020 年までに、世界のカメラの合計台数は、約 10 億台まで増えると予測されています。

撮影された動画のうち、現在、人間の目でモニタリングできているのはごくわずかであり、動画のほとんどは、後日確認用にディスクに保存されています。初期のリアルタイム動画分析技術は、人間の目による解釈よりもはるかに信頼性が低いことが実証されてきました。一方、インテリジェント ビデオ分析は、カメラ、オンプレミスのビデオ レコーダーとサーバー、およびクラウドにディープラーニング技術を適用し、動画を正確かつ拡張可能な形で即時モニタリングすることにより、信頼性の問題を解決します。

Metropolis では、複数の NVIDIA 製品が、統一されたアーキテクチャ上で動作します。

高性能なディープラーニング推論は、エッジ デバイスでは NVIDIA Jetson™ 組み込みコンピューティング プラットフォームを使って、またサーバーやデータ センターでは NVIDIA® Tesla® GPU アクセラレータを使って行われます。また NVIDIA Quadro® プロフェッショナル グラフィックスが、リッチなデータ可視化を支援します。そして、JetPackDeepStreamTensorRT™ など、NVIDIA の豊富なソフトウェア開発キットが、エッジからクラウドまでプラットフォーム全体をサポートします。

AI 都市パートナー各社によるサポートの拡大
既に 50 社以上の NVIDIA AI 都市パートナー企業が、NVIDIA GPU 上でディープラーニングを用いることにより、お客様が洞察を獲得し、リアルタイムのアクションを行えるよう支援しています。パートナーには、AvigilonDahuaHanwha TechwinHikvisionMilestone などの業界リーダー各社が含まれています。

Avigilon 社の最高技術責任者であるマヘシュ サプタリシ (Mahesh Saptharishi) 博士は、次のようにコメントしています。
「都市の目まぐるしい環境では、無限ともいえるほどのアクティビティが行われています。私たちは、NVIDIA の Metropolis プラットフォームの可能性に大きく期待しています。その一方で Avigilon 社は、ユーザーが最重要課題に集中して取り組み、対策を取れるようにするため、AI を利用した監視ソリューションとビデオ分析サービスを引き続き提供していきます。」

Hikvision Research Institute の社長であるシーリャン プー (Shiliang Pu) 氏は、次のようにコメントしています。
「NVIDIA のエンドツーエンドの Metropolis プラットフォームをビデオ ストリームに適用することにより、輸送から商業にいたるまで、幅広い産業向けに、よりスマートで安全なアプリケーションを開発できます。GPU ディープラーニングのメリットは、データを迅速かつ正確に分析し、より深い洞察を提供できるという点です。」

Milestone Systems 社の最高技術責任者であるビヨルン スコウ・アイラートセン (Bjørn Skou Eilertsen) 氏は、次のようにコメントしています。
「NVIDIA Metropolis が搭載された Milestone 社の新しい Video Processing Server を使って都市管理業務に従事されているお客様は、ビデオ対応の IoT デバイス向けのディープラーニングを活用するパイオニア的な存在です。このメタデータの価値を有効利用すれば、スマートなアクションを行うためのインテリジェントな洞察を獲得できます。」

GTC 2017 で AI 都市のデモを披露
5 月 11 日までサンノゼ コンベンション センターで開催される GTC 2017 で、NVIDIA Metropolis プラットフォームが公共安全と AI 都市にどのような変革をもたらすかをご覧ください。

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NVIDIA について
NVIDIA が 1999 年に開発した GPU は、PC ゲーム市場の成長に拍車をかけ、現代のコンピューター グラフィックスを再定義し、並列コンピューティングを一変させました。最近では、GPU ディープラーニングが最新の AI、つまりコンピューティングの新時代の火付け役となり、世界を認知して理解できるコンピュータ、ロボット、自動運転車の脳の役割を GPU が果たすまでになりました。今日、NVIDIA は「AI コンピューティング カンパニー」として知名度を上げています。詳しい情報は、//www.nvidia.co.jp/ をご覧ください。

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本プレスリリースに記載されている、NVIDIA Metropolis におけるインパクト・利点、ディープラーニングおよび、NVIDIA の AI の AI シティ パートナー製品および、サービス、GPU テクノロジ カンファレンスでの製品、2020 までのカメラ合計数の予測は大幅に異なる結果が生じるリスクと不確実性を伴っています。かかるリスクと不確実性は、世界的な経済環境、サードパーティーに依存する製品の製造・組立・梱包・試験、技術開発および競合による影響、新しい製品やテクノロジの開発あるいは既存の製品やテクノロジの改良、当社製品やパートナー企業の製品の市場への浸透、デザイン・製造あるいはソフトウェアの欠陥、ユーザーの嗜好および需要の変化、業界標準やインターフェイスの変更、システム統合時に当社製品および技術の予期せぬパフォーマンスにより生じる損失などを含み、その他のリスクの詳細に関しては、Form10-K の 2017 年 1 月 29 日を末日とする四半期レポートなど、米証券取引委員会 (SEC) に提出されている NVIDIA の報告書に適宜記載されます。SEC への提出書類は写しが NVIDIA のウェブサイトに掲載されており、NVIDIA から無償で入手することができます。これらの将来予測的な記述は発表日時点の見解に基づくものであって将来的な業績を保証するものではなく、法律による定めがある場合を除き、今後発生する事態や環境の変化に応じてこれらの記述を更新する義務を NVIDIA は一切負いません。

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