NVIDIA、コンピューティングの未来を支える優秀な博士課程の学生に研究奨励金を提供|NVIDIA
 

NVIDIA、コンピューティングの未来を支える優秀な博士課程の学生に研究奨励金を提供

 
 
NVIDIA、GPUコンピューティング研究に従事する学生に総額25万ドルを授与
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2009年NVIDIA Graduate Fellowship Award受賞者。2010年の受賞は9月のGPU Technology Conferenceで発表予定。
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2010年4月15日 - カリフォルニア州サンタクララ -NVIDIA(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ、社長兼CEO: ジェンスン・フアン(Jen-Hsun Huang)、Nasdaq:NVDA)は本日、ビジュアル処理や並列処理に関する複雑な課題に挑戦する博士課程の学生10人に総額25万ドルの助成金を提供すると発表しました。各自の分野で最先端の研究を進められるように、各学生には現金2万5000ドルのほかテクニカル・サポートも提供されます。

このNVIDIA® Graduate Fellowship Programに参加する学生は、28カ国、268人から選ばれました。採用プロジェクトは、光輸送シミュレーション、神経科学を用いたコンピュータービジョン、異機種混合システムのプログラミング性と最適化など、多岐にわたります。

選定委員会の委員長を務めたNVIDIAチーフ・サイエンティストのビル・ダリー(Bill Dally)は、次のように述べています。「NVIDIAでは研究資金の提供を通じ、サイエンスとコンピューティングの分野ですばらしい成果を生みだしています。NVIDIA Graduate Fellowship Programでは、優秀な学生にリソースとテクニカル・サポートを提供するという形で研究の支援を行っているのです。彼らの仕事がコンピューティングの未来を左右することになるでしょう。」

2010年NVIDIA Graduate Fellowship Programの受賞者は以下のとおりです。

  • アルバート・サイデルニック(Albert Sidelnik)イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校
  • アンジュール・パトニー(Anjul Patney)カリフォルニア大学デービス校
  • デバプリヤ・チャタルジー (Debapriya Chatterjee)ミシガン大学
  • デュアン・メリル(Duane Merrill)ヴァージニア大学
  • ヘンリー・クック(Henry Cook)カリフォルニア大学バークリー校
  • ユイ・T・フォー(Huy T. Vo)ユタ大学
  • ジョナサン・リーガンケリー(Jonathan Ragan-Kelley)マサチューセッツ工科大学
  • マイケル・バウアー(Michael Bauer)スタンフォード大学
  • ニコラス・ピント(Nicolas Pinto)マサチューセッツ工科大学
  • トシヤ・ハチスカ(Toshiya Hachisuka)カリフォルニア大学サンディエゴ校

NVIDIA Academic Research Programsでは、サイエンス、医薬、輸送、テクノロジなどと関係のあるコンピューティングの研究にこの3年間で累積320万ドル以上を投資してきました。NVIDIA Graduate Fellowship Programでも、これまでの受賞者から、グラフィックス、コンピュータービジョン、GPUコンピューティングなどの分野で大きなブレークスルーが生まれました。Graduate Fellowship Awards関連の投資は、累積で200万ドルを超えています。
NVIDIA Graduate Fellowship Programには、世界中どこからでも応募が可能です。応募資格は、博士(Ph.D.)課程の初年度を終了していること、および、コンピュータ・サイエンス、コンピュータ工学、システム・アーキテクチャ、電子工学、またはその関連分野の学生であることとなっています。活動中の研究チームに在籍していることも必要です。

NVIDIAリサーチについて
NVIDIAリサーチでは、ビジュアルコンピューティング、並列コンピューティング、モバイル・コンピューティングという新しい世界を開拓するため、このような分野の優秀な社外研究者をサポートするさまざまなイニシアティブやプログラムを展開しています。たとえば、教授とのパートナーシップや大学院生へのフェローシップという形で大学の研究プロジェクトに資金やボードを提供したり、大学スタッフと協力してカリキュラムを作成したり、デベロッパー・リレーションズ・プログラムを通じて開発者フォーラムやリリース前のツールおよびドライバへのアクセスを提供したり、受賞歴を誇るNVIDIA関連書籍を提供したり、オンラインで無償提供している学習課題へのアクセスを提供したりなどを行っているのです。詳しい情報は、www.nvidia.co.jp/researchをご覧ください。

関連情報

  • NVIDIA nTersect™ブログで、NVIDIA Graduate Fellowship Awardsに関する動画を配信しています。
  • NVIDIA Graduate Fellowship Programに関する詳しい情報は、こちらをご覧ください。

NVIDIA について

NVIDIAは、1999年にグラフィックス・プロセッシング・ユニット(GPU)を発明した時、コンピュータグラフィックスのパワーを世界に目覚めさせました。それ以来、ポータブルメディアプレイヤーからノートブック、ワークステーションまで幅広い範囲におけるインタラクティブなグラフィックス機器で、継続的かつ驚異的なビジュアルコンピューティングの新しい標準を創り上げてきました。NVIDIAのプログラム可能なGPUの専門的技術は、費用のかからない安価な、そして幅広いアクセスができるスーパーコンピュータによる並列処理の進歩を続けています。米フォーチュン誌でNVIDIAは半導体産業におけるイノベーション分野で2年連続して1位にランキングされました。より詳しい情報については、www.nvidia.com あるいは日本語サイト//www.nvidia.co.jpをご覧ください。

本参考情報に記載されている記述の中には、リサーチ基金に関するコメントなど、これらに限らず、将来予測的なものが含まれており、予測とは大幅に異なる結果を生ずる可能性があるリスクと不確実性を伴っています。これらのリスクと不確実性に関してはこれらに限らず、より効率かつ迅速な技術開発、並列処理におけるCPUの採用、デザイン、製造、あるいはソフトウェアの欠陥、技術開発および競合による影響、ユーザの嗜好および需要の変化、競合製品のユーザの採用、業界標準およびインターフェースの変更、システムを統合する際の当社製品および技術の予期せぬパフォーマンスの損失などがあり、その他のリスクの詳細に関しては、Form 10-Kの2010年1月31日を末日とする四半期レポートなど、米証券取引委員会(SEC)に提出されているNVIDIAの報告書に適宜記載されます。これらの将来予測的な記述は発表日時点での見解に基くものであり、NDIVIAはこれらの記述を更新する一切の義務を負いません。

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