NVIDIA、米国、カナダ、欧州でCUDA Research CenterとCUDA Teaching Centerを追加認定し、CUDA開発者エコシステムを拡大|NVIDIA
 

NVIDIA、米国、カナダ、欧州でCUDA Research CenterとCUDA Teaching Centerを追加認定し、CUDA開発者エコシステムを拡大

 
 
GPUコンピューティングの最前線を走るセンターを追加認定- CUDAコースの提供やCUDAを活用した研究を行う トレーニング・センターや大学は350以上に

2010年9月22日 - カリフォルニア州サンタクララ - NVIDIA(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ、社長兼CEO: ジェンスン・フアン(Jen-Hsun Huang)、Nasdaq:NVDA)は本日、グラフィックス・プロセッシング・ユニット(GPU)の膨大な処理能力を活用し、もっとも難しいコンピューティング課題に対応する専門の研究・教育機関として、新たな機関を認定したと発表しました。

ひとつはCUDA Research Centerで、複数の研究分野にまたがる形でGPUコンピューティングの活用を推進する機関です。もうひとつはCUDA Teaching Centerで、コンピュータ・プログラミングの中心的なカリキュラムにGPUコンピューティング手法を組み込んだ教育機関です。新しいセンターとして、以下の組織が認定されました。

CUDA Research Center:
  • バルセロナ・スーパーコンピューティング・センター、UPC(スペイン)
  • クレムソン大学
  • HP Labs
  • マサチューセッツ総合病院-ノースイースタン大学
  • スウィンバーン工科大学(オーストラリア)
  • カリフォルニア大学ロサンゼルス校-UCLA
  • ワルシャワ大学(ポーランド)
CUDA Teaching Center:
  • ベイルート・アメリカン大学(レバノン)
  • フロリダA&M大学
  • フッド大学
  • マクマスター大学(カナダ)
  • カリフォルニア大学ロサンゼルス校-UCLA
  • ミネソタ大学
  • ノースカロライナ大学シャーロット校

CUDA Research Centerプログラムは2010年6月に創設されたプログラムで、超並列コンピューティングに新たな世界を開拓している大学と研究機関の間で研究グループ同士のコラボレーションを推進するものです。このプログラムのメリットとしては、鍵となる研究者や学者が参加するイベント、NVIDIA®テクニカル・リエゾンの任命、オンラインや対面による特別トレーニング・セッションへの参加などがあります。

HP社シニア・サイエンティストのレン・ウー博士は、次のように述べています。「HP Labsでは、これから10年間で当社の顧客や社会が直面する重要な課題と機会に対応するため、大きな影響力を持つ科学的研究を推進しています。CUDAアーキテクチャは次なるハイパフォーマンスコンピューティング革命となるものであり、しばらく前からHP LabsもNVIDIAと協力し、最新のGPUコンピューティング・テクノロジーやその手法がHPのプロフェッショナル・コンピューティング製品で利用できるように作業を進めてきました。このたび、超並列コンピューティングに関するHP Labsの画期的な仕事および顧客各社に当社が提供する価値がNVIDIAに認められたことを、HP Labsとして大変うれしく感じております。」

CUDA Teaching Centerは同じく2010年6月に創設されたプログラムで、このようなプログラムをハードウェア・ベンダーが大学向けに提供するのは初めてのことです。このプログラムのメリットとしては、ラボ・コンピュータの教育に用いる教育キット(教科書、ソフトウェア・ライセンス、CUDA™アーキテクチャ対応GPU)の寄付が受けられるほか、さらに多くのハードウェアが必要な場合にアカデミック・ディスカウントの適用も受けられます。

NVIDIA CUDAグループのジェネラルマネージャー、スタンフォード・ラッセル(Sanford Russell)は、次のように述べています。「今回、こうして新たな教育機関が追加認定されたことは、現在、喫緊の問題となっているコンピューティング課題の解決にGPUの能力を活用しようという機運が大きく盛り上がっていることを示しています。CUDAプログラミングモデルをカリキュラムに採用している大学は世界全体ですでに350校を超えており、GPUを使うアプリケーションを積極的に開発しているプログラマも10万人を超えています。このたびの追加認定により、今後、世界のさまざまな業界にGPUコンピューティングが普及してゆくものと期待しています。」

CUDA Research Centerはこのほか、ジョン・ホプキンス大学、ナンヤン大学(シンガポール)、オストラヴァ工科大学(チェコ共和国)、CSIRO(オーストラリア)、ICHEC(アイルランド)、SINTEF(ノルウェー)があります。CUDA Teaching Centerは、ニューヨーク州立大学ポツダム校(米国)、カリフォルニア州立工科大学、サンルイス・オビスポ、ITESM(メキシコ)、チェコ工科大学(チェコ共和国)、青島大学(中国)があります。

これらのプログラムは、既存プログラムのCUDAセンター・オブ・エクセレンスを補完するものとなります。CUDAセンター・オブ・エクセレンスはGPUによる並列処理の推進を主眼とした有力大学、11校のネットワークで、ケンブリッジ大学、中国科学院、ジョージア工科大学、ハーバード大学、メリーランド大学、国立台湾大学、東京工業大学、清華大学、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校、テネシー大学、ユタ大学が認定されています。

NVIDIAの研究活動およびそのプログラムに関する詳しい情報は、NVResearchサイトをご覧ください。

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NVIDIA について

NVIDIAは、1999年にグラフィックス・プロセッシング・ユニット(GPU)を発明した時、コンピュータグラフィックスのパワーを世界に目覚めさせました。それ以来、ポータブルメディアプレイヤーからノートブック、ワークステーションまで幅広い範囲におけるインタラクティブなグラフィックス機器で、継続的かつ驚異的なビジュアルコンピューティングの新しい標準を創り上げてきました。NVIDIAのプログラム可能なGPUの専門的技術は、費用のかからない安価な、そして幅広いアクセスができるスーパーコンピュータによる並列処理の進歩を続けています。米フォーチュン誌でNVIDIAは半導体産業におけるイノベーション分野で2年連続して1位にランキングされました。より詳しい情報については、www.nvidia.com あるいは日本語サイト//www.nvidia.co.jpをご覧ください。

本参考情報に記載されている記述の中には、CUDA Research CenterとCUDA Teaching Center、GPUコンピューティングの採用に関する利点、ビジュアルコンピューティングと並列処理、モダンコンピューティング上の会社の特許に関する影響など、これらに限らず、将来予測的なものが含まれており、予測とは大幅に異なる結果を生ずる可能性があるリスクと不確実性を伴っています。これらのリスクと不確実性に関してはこれらに限らず、より効率かつ迅速な技術開発、並列処理におけるCPUの採用、デザイン、製造、あるいはソフトウェアの欠陥、技術開発および競合による影響、ユーザの嗜好および需要の変化、競合製品のユーザの採用、業界標準およびインターフェースの変更、システムを統合する際の当社製品および技術の予期せぬパフォーマンスの損失などがあり、その他のリスクの詳細に関しては、Form 10-Kの2010年8月1日を末日とする四半期レポートなど、米証券取引委員会(SEC)に提出されているNVIDIAの報告書に適宜記載されます。これらの将来予測的な記述は発表日時点での見解に基くものであり、NDIVIAはこれらの記述を更新する一切の義務を負いません。

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