NVIDIA、Amazon Web Services と連携し、数百万のコネクテッド デバイスで AI を利用可能に|NVIDIA
 

NVIDIA、Amazon Web Services と連携し、数百万のコネクテッド デバイスで AI を利用可能に

 
 

AWS IoT Greengrass を通じて、NVIDIA Jetson で AI をエッジ デバイスにシームレスに展開

米国カリフォルニア州サンノゼ — GTC — (2019 年 3 月 18 日) — NVIDIA (NASDAQ: NVDA) は、NVIDIA® Jetson™ と Amazon Web Services (AWS) IoT とのコラボレーションによって、お客様が AI とディープラーニングを数百万のコネクテッド デバイスに展開できるようになると発表しました。

この共同ソリューションにより、AWS 上でモデルの作成、トレーニングおよび最適化が簡単にできるようになり、さらに AWS IoT Greengrass を使うことで、 Jetson を実装したエッジ デバイスにそのモデルを搭載できるようになります。

NVIDIA Jetsonは電力効率に優れた高性能な演算能力によって、エッジでのAIを実現するプラットフォームです。その用途には、小売り、製造、農業をはじめとした多くの業界における、自律動作マシンやスマート カメラなどがあります。

AWS IoT Greengrass により、 AWS での機械学習における推論などをエッジ デバイスにシームレスに拡張することができ、エッジ デバイスは自ら生成したデータを元にしてローカルで動作できる一方、引き続き管理や分析、保証されたストレージの目的でクラウドを使うこともできます。Jetsonが実装されたデバイスは、AWS IoT Greengrass を使うことにより、ほぼリアルタイムで推論を行います。その後、データは、モデルの精度を上げるために、Amazon SageMaker のような機械学習サービスに送り返されます。

Jetson には、NVIDIA JetPack™ をはじめとする、ソフトウェア ツールと SDK の包括的なセットが付属しています。Jetson は、MXNet や Caffe、TensorFlow、PyTorch といった、複数のフレームワークにも対応していますので、開発者は、これらのアルゴリズムを使って、実アプリケーションを迅速に実装することができます。

NVIDIA のバイス プレジデント 兼 自律動作マシン担当 ゼネラル マネージャーのディープゥ・タッラ (Deepu Talla) は、次のように述べています。「Jetson は、世界最速のスーパーコンピューターに採用されているアーキテクチャ、および統合ソフトウェアと同一のもので設計された、ハイパフォーマンス コンピューターです。最新の Jetson Nano から Jetson AGX Xavier まで、スケーラブルなプラットフォームを提供することで、IoT デバイスの用途を、小規模なものからパワフルな IoT ゲートウェイにまで発展させることができます」

Jetson と AWS IoT Greengrass の組み合わせにより、IoT デバイスで作動するように最適化された機械学習モデルを簡単に展開することができます。お客様は、データを最初にクラウドに送る必要なく、Jetsonを実装したデバイスで直接、ほぼリアルタイムで推論を行えるため、帯域幅とコストの節約が可能になります。

よりスマートで、多様なユース ケース
Jetson でAIを活用することにより、これまで想像できなかったアプリケーションが実現します。高精度農業では、Jetsonを実装したカメラ上でAWS IoT Greengrass を実行することにより、ほぼリアルタイムでの雑草検知、これまで確認されていなかった雑草の識別、クラウドへの異常検知のアップロード、ならびにモデルの迅速な再学習と展開が可能になります。このパワフルなテクノロジの組み合わせにより、農業はよりスマートで、より効率的になり、増え続ける世界人口への食糧供給が促進されます。

自動光学検査では、製品の欠陥が工場内のフロアですばやく発見されるため、生産の組み立てラインでの遅延を回避できます。それによって、生産性が上がり、損失が最小化されるため、全体的な稼働効率が向上します。

Jetson を搭載したデバイス上で、トレーニング済みのニューラル ネットワークをAWS IoT Greengrassを用いて稼働させることで、小売業にも恩恵をもたらします。在庫状況、消費者行動、ならびにレジでの情報をエッジでモニタリングし、かつデータを処理することができ、これにより、運営効率の向上と規模の拡大が可能となります。

今週、GTC 2019 において、AWS は、Jetson デバイスを活用した、IoT、機械学習およびロボティクスなどのデモを数多く行います。AWS IoT Greengrass と Jetson の実例は、AWS ブース 1221 または Jetson パビリオン 1543 および 1545 でご覧いただけます。

NVIDIA について
1999 年における NVIDIA (NASDAQ 表示: NVDA) による GPU の発明は、PC ゲーミング市場の成長に爆発的な拍車をかけ、現代のコンピューター グラフィックスを再定義し、並列コンピューティングに革命的変化を起こしました。最近では、GPU ディープラーニングが最新の AI (次世代コンピューティング) に火をつけ、世界を知覚し理解することができるコンピューター、ロボット、自律走行車の脳として GPU は機能しています。詳細は、こちらのリンクから: www.nvidia.com/ja-jp/

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NVIDIA と AWS を組み合わせることによって、お客様が AI とディープラーニングを数百万のコネクテッド デバイスに展開できるようになること、AWS IoT Greengrass を実装することでモデルの生成、トレーニングと展開が可能になり、NVIDIA Jetson を搭載したエッジデバイス上でAIが展開できるようになること、NVIDIA Jetson プラットフォームおよび AWS IoT Greengrass がもたらす利益、影響、性能、能力(高精度農業、自動光学検査および小売業を含む)、Jetson が世界最速のコンピューターで利用されているものと同じアーキテクチャとソフトウェアで構成されていること、NVIDIA の Jetson が IoT を小規模なデバイスからパワフルなゲートウェイにまで提供すること、Jetson と AWS IoT Greengrass により、IoT デバイスで作動するように最適化された機械学習モデルを簡単に展開することができ、お客様は Jetson 実装のデバイスで推論を行うことによって、帯域幅とコストの節約が可能になること、Jetson により、かつては想像もできなかった用途で AI を活用できるようになること、および AWS が GTC において製品のデモを行うことなど、本プレスリリースにおける一定の記載は将来の見通しに関する記述であり、予測とは著しく異なる結果を生ずる可能性があるリスクと不確実性を伴っています。かかるリスクと不確実性は、世界的な経済環境、サードパーティに依存する製品の製造・組立・梱包・試験、技術開発および競合による影響、新しい製品やテクノロジの開発あるいは既存の製品やテクノロジの改良、当社 製品やパートナー企業の製品の市場への浸透、デザイン・製造あるいはソフトウェアの欠陥、ユーザーの嗜好および需要の変化、業界標準やインターフェイスの変更、システム統合時に当社製品および技術の予期せぬパフォーマンスにより生じる損失などを含み、その他のリスクの詳細に関して は、Form 10-K での NVIDIA のアニュアル レポートならびに Form 10-Q での四半期レポートなど、米証券取引委員会 (SEC) に提出されている NVIDIA の報告書に適宜記載されます。SEC への提出書類は写しが NVIDIA の Web サイトに掲載されており、NVIDIA から無償で入手すること ができます。これらの将来予測的な記述は発表日時点の見解に基づくものであって将来的な業績を保証するものではなく、法律による定めがある 場合を除き、今後発生する事態や環境の変化に応じてこれらの記述を更新する義務を NVIDIA は一切負いません。

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