NVIDIA、2014年会計年度第2四半期の業績を発表|NVIDIA
 

NVIDIA、2014年会計年度第2四半期の業績を発表

 
 

2013年8月9日 - カリフォルニア州サンタクララ- NVIDIA (本社:米国カリフォルニア州サンタクララ、社長兼CEO: ジェンスン・フアン(Jen-Hsun Huang)、Nasdaq:NVDA)は本日、2013年7月28日を末日とする2014会計年度第2四半期の売上高が9億7720万ドルになったと発表しました。これは、前四半期の9億5470万ドルから2.4%増にあたります。

  • 売上高は9億7720万ドル
  • 純利益はGAAPベースで9640万ドル(希薄後1株当たり0.16ドル)、非GAAPベースで1億3330万ドル(希薄後1株当たり0.23ドル)
  • 売上高総利益率はGAAPベースが55.8%、非GAAPベースが56.3%と、ともに史上最高を更新

希薄後1株当たり純利益はGAAPベースが前四半期の0.13ドルから23.1%増の0.16ドル、非GAAPベースが前四半期の0.18ドルから27.8%増の0.23ドル

NVIDIAの社長兼CEO、ジェンスン・フアン(Jen-Hsun Huang)は、次のように述べています。「GPU事業は成長が続いており、その結果、4四半期連続で史上最高の利益率を記録することができました。NVIDIA GPUのパワーをデータセンターで使えるようにする仮想グラフィックスのGRIDも出荷を開始しました。今後は、新しい、Tegra 4機器が市場に投入されること、SHIELDが米国外にも普及しつつあること、また、世界最先端のGPUであるKeplerをモバイルで使えるようにする次世代型Tegraプロセッサ、Project Loganのサンプル出荷が拡大することから、今年度後半も業績は堅調に推移するものと考えています。」

2013年5月14日、NVIDIAはゴールドマン・サックスと加速型自社株買い(ASR)の契約を締結しました。契約内容は、2013年5月16日にNVIDIAがゴールドマン・サックスに7億5000万ドルを支払い、ゴールドマン・サックスから3690万株を受けとるというものです。この株式は自己株式の買い戻しであると評価され、EPSの算出に用いられる発行済み普通株式数が減じられることになります。ASRの最終決済においては、ASRの契約条件に基づき、ゴールドマン・サックスがNVIDIAへ普通株を追加提供しなければならない可能性もありますし、NVIDIAが自社の普通株をゴールドマン・サックスに引き渡すか、現金支払いを選択するかしなければならない可能性もあります。現時点におけるNVIDIAの予測としては、最終決済においてゴールドマン・サックスからNVIDIAへ普通株を追加提供しなければならなくなるものと考えています。

四半期財務情報(GAAPベース)の比較
(単位:百万ドル 1株当たりのものを除く)
Q2 FY14
Q1 FY14
Q2 FY13
Q/Q
Y/Y
売上高
$977.2
$954.7
$1,044.3
2.4%増
6.4%減
売上高総利益率
55.8%
54.3%
51.8%
1.5 p.p.増
4.0 p.p.増
営業費用
$440.0
$435.8
$401.1
1.0%増
9.7%増
純利益
$96.4
$77.9
$119.0
23.8%増
19.0%減
1株当たりの利益
$0.16
$0.13
$0.19
23.1%増
15.8%減

 

四半期財務情報(非GAAPベース)の比較*
(単位:百万ドル 1株当たりのものを除く)
Q2 FY14
Q1 FY14
Q2 FY13
Q/Q
Y/Y
売上高
$977.2
$954.7
$1,044.3
2.4%増
6.4%減
売上高総利益率
56.3%
54.6%
52.0%
1.7 p.p.増
4.3 p.p.増
営業費用
$400.8
$396.2
$342.5
1.2%増
17.0%増
純利益
$133.3
$113.8
$170.4
17.2%増
21.8%減
1株当たりの利益
$0.23
$0.18
$0.27
27.8%増
14.8%減

* 非GAAPの収益には、株式報酬費用、買収関連無形資産の償却費用、その他の買収関連費用、2014年会計年度第2四半期に発生した法的精算の料金、2013年会計年度第2四半期に発生した寄付費用、および、これらに関連して発生した税金の影響が含まれていません。

2014年会計年度第3四半期については、以下のように予想されます。

  • 売上高は、10億5000万ドル±2%の範囲になる見込みです。
  • 売上高総利益率は、GAAPベースが56.0%、非GAAPベースが56.3%と、いずれも前四半期と同レベルになる見込みです。
  • GAAPベースの営業費用は4億6000万ドル程度となる見込みです。非GAAPベースの営業費用は4億1800万ドル程度となる見込みです。
  • GAAP税率と非GAAP税率は、2014年会計年度下半期を通じて16%±1%の範囲となる見込みです。ただし、同期間に新たな税制改正などが行われた場合、GAAP税率や非GAAP税率が上下する可能性があります。

第3四半期における減価償却費は6200万ドルから6400万ドル程度になるものと思われます。資本的支出は6000万ドルから7000万ドルの範囲になるものと見込まれます。

第3四半期における希薄化後の株式は、5億8900万株程度となる見込みです。

2014年会計年度第2四半期のハイライト

  • NVIDIAが次世代モバイル・プロセッサとして開発しているProject LoganのKepler™ベースGPUについて、その能力を実証するとともに、このテクノロジで新たな市場を開拓するため、知的財産のライセンス供与構想を発表しました。
  • ゲームやエンターテイメントがポータブルで楽しめ、オープンプラットフォームに対応したNVIDIA® SHIELD™の出荷を開始しました(四半期終了後の7月31日)。
  • AT&Tのネットワークで、NVIDIA® Tegra® 4iによる電話通話を実証するとともに、LTE Cat 4データ伝送がサポートできることを示しました。
  • ハイエンドのゲームGPUについて新しい製品ファミリを立ち上げ、GeForce® GTX 760GeForce GTX 770GeForce GTX 780を発売しました。
  • NVIDIA GRID™ vGPU™テクノロジがCitrix XenDesktop 7に搭載され、複数の仮想マシンでGPUを共有できるようになったことを、Citrix社CEOと共同で発表しました。
  • 北米PepsiCo社の元CEO、ドーン・ハドソン(Dawn Hudson)がNVIDIA取締役に就任しました。

配当
次回の四半期配当(1株当たり0.075ドルの現金配当)は、2013年8月22日を配当基準日として2013年9月13日に支払う予定です。

CFOのコメント
NVIDIAの暫定最高財務責任者であるカレン・バーンズ(Karen Burns)による当四半期に関するコメントは、www.nvidia.com/irでご覧いただけます。

非GAAP財務指標について
NVIDIAでは、GAAPベースの要約連結財務諸表と要約連結貸借対照表に加え、一部の項目については非GAAPベースの財務指標を使用しています。使用している非GAAP財務指標は、非GAAPベースの売上高総利益、非GAAPベースの売上高総利益率、非GAAPベースの営業費用、非GAAPベースの支払法人税、非GAAPベースの純利益、および1株当たりの非GAAPベースの純利益あるいは利益およびフリーキャッシュフローです。また、現在と過去の財務指標が比較しやすいように、GAAPベースの財務指標と非GAAPベースの財務指標がどのような関係にあるのかも明らかにしています。この情報を活用すれば、関連するGAAP財務指標から、株式報酬費用や買収関連無形資産の償却費用、その他の買収関連費用訴訟和解金、寄付費用、および、存在する場合には、これらの項目に関連して発生する税金の影響を除外することができます。フリーキャッシュフローは営業活動により得られたGAAPベースのキャッシュフローから有形固定資産の取得による支出および無形資産を引いて算定されます。非GAAP財務指標の提示は、過去から続く財務状況の変遷を理解しやすくするものであるとNVIDIAでは考えています。なお、NVIDIAが提示している非GAAP財務指標はそれのみを独立して見るべきものでもなければ、GAAPベースで用意された業績を代替するものでもありません。また、NVIDIAが提示する非GAAP財務指標は、他社が提示する非GAAP財務指標とは異なる可能性があります。

About NVIDIA
1993年以来、NVIDIAはビジュアルコンピューティングにおける、芸術と科学の先駆者であり続けています。NVIDIAのテクノロジは、ゲーマーから科学者、消費者から企業顧客にいたるまで、すべての人々にとって、ディスプレイの世界を双方向的発見の世界へ一変させています。当社の詳細についてはwww.nvidia.co.jpおよび//blogs.nvidia.com、または日本語サイト//www.nvidia.co.jpをご覧ください。

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本参考情報に記載されている記述の中には下半期への力強い期待、Tegra 4デバイスの市場への登場、下半期におけるSHIELDの米国外での普及ならびにProject Loganのサンプル出荷の拡大、ゴールドマンサックスがASRの一部として普通株の追加提供を行うであろうという予測、2014年度第3四半期の業績の見通し、Project Loganが新しい市場へもたらす知的財産のライセンス供与構想、2014年度下半期の税率など、これらに限らず、将来予測的なものが含まれており、予測とは大幅に異なる結果を生ずる可能性があるリスクと不確実性を伴っています。これらのリスクと不確実性に関してはこれらに限らず、世界的な経済環境、サードパーティーに依存する製品の製造、組立、梱包、試験、技術開発および競合による影響、新しい製品やテクノロジの開発あるいは既存の製品やテクノロジの改良、当社製品やパートナー企業の製品の市場への浸透、デザイン、製造、あるいはソフトウェアの欠陥、ユーザの嗜好および需要の変化、業界標準やインターフェースの変更、システムを統合する際の当社製品および技術の予期せぬパフォーマンスの損失などがあり、その他のリスクの詳細に関しては、Form 10-Qの2013年4月28日を末日とする会計年度レポートなど、米証券取引委員会(SEC)に提出されているNVIDIAの報告書に適宜記載されます。 これらの将来予測的な記述は発表日時点での見解に基づくものであり、NVIDIAはこれらの記述を更新する一切の義務を負いません。

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