Amazon Web ServicesがNVIDIA GRID GPUを採用|NVIDIA
 

Amazon Web ServicesがNVIDIA GRID GPUを採用

 
 


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NVIDIA GRID GPUをSaaS企業がオンデマンドで活用し、高いグラフィックス性能を要求するアプリケーションをインターネット対応機器へストリーミングすることが可能に

2013年11月5日 - カリフォルニア州サンタクララ -NVIDIA(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ、社長兼CEO: ジェンスン・フアン(Jen-Hsun Huang)、Nasdaq:NVDA)は本日、Amazon Web Services(AWS)の新しいAmazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)G2インスタンスという形でNVIDIA GRIDテクノロジの提供を開始したと発表しました。高いグラフィックス性能を要求するアプリケーションやゲームをクラウドで走らせるユーザもGPUアクセラレーションが活用できるようになったのです。

この結果、クラウド・コンピューティングの利用範囲がストレージや2Dアプリケーションのデータ処理から拡張され、消費者向けやプロフェッショナル向けに作られたGPUアクセラレーテッドのインタラクティブ3Dアプリケーションもカバーできるようになりました。NVIDIA GRID GPUをSaaS(Software-as-a-Service)の企業が活用し、デザインやビジュアライゼーション、メディア制作、ゲームなどの分野で使われる究極のグラフィックス性能を持ったサービスをクラウド・ベースで提供できるようになったのです。

NVIDIA GRID GPUのインスタンス(G2インスタンス)は、Amazon EC2クラウド経由で本日より提供されます。

AWSデータ・サイエンスのジェネラルマネジャー、マット・ウッド(Matt Wood)氏は、次のように述べています。「我々のクラウドにGPUを追加するメリットはどんどん大きくなりつつあります。新しいG2インスタンスではNVIDIA GRID GPUが使えますから、グラフィック系のアプリケーションをAWSクラウドでレンダリングし、さまざまな種類の機器にブロードバンドでストリーミングすることができます。」

クラウド・コンピューティング用に設計されたNVIDIA GRID GPUなら、仮想ワークステーション、アクセラレーテッド仮想デスクトップ、Gaming-as-a-Serviceなど、いままでにないGPUアクセラレーテッドSaaSアプリケーションを生みだすことができます。NVIDIA Kepler™アーキテクチャ採用のGRID GPUには、高解像度のグラフィックスもリアルタイムに圧縮し、インターネット対応ディスプレイにストリーミングできるパワフルなH.264エンコーディング・エンジンも用意されています。

つまり、PC、マック、タブレット、NVIDIA SHIELD™、スマートTV、マイクロコンソール、スマートフォンなど、インターネットに接続された機器からGPUの膨大なパワーを活用するという形で科学者や研究者、デザイナ、エンジニア、ゲーマなどのニーズに応えることができるのです。

NVIDIA副社長でプロフェッショナル・ビジュアライゼーション事業ジェネラルマネージャーのジェフ・ブラウン(Jeff Brown)は、次のように述べています。「アプリケーションのストリーミングが活用できる機器の種類が増えており、クラウド・コンピューティングは転換点を迎えたと言えます。AWSに用意されたNVIDIA GRIDのグラフィックス能力を活用すれば、より簡単に、より多くのスクリーンにアプリケーションをストリーミングすることができます。」

G2インスタンス上へのアプリケーション展開を簡単にするため、WindowsベースとLinuxベース、両方のAmazon Machine Image(AMI)をOTOY社がORBXミドルウェアを使って用意してくれました。OTOYのAMIにアプリケーションをインストールすれば、ほんの数分でウェブブラウザへストリーミングを始めることができます。

NVIDIA GRIDによるアプリケーション・ストリーミングの可能性を示すため、OTOY社とAutodesk社が協力し、デザイン業界で人気のAutodesk社アプリケーションをOTOY AMIで提供する準備も進められています。

NVIDIA GRIDに関する詳しい情報はwww.nvidia.co.jp/gridをご覧ください。

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