ついに登場-NVIDIA Quadro、Mac ProにNVIDIA Fermi アーキテクチャを提供|NVIDIA
 

ついに登場-NVIDIA Quadro、Mac ProにNVIDIA Fermi アーキテクチャを提供

 
 
受賞歴を誇るプロフェッショナル・グラフィックス・ソリューション、 Adobe社などのソフトウェアに超高速パフォーマンスをもたらす
GTX 580
Mac 用NVIDIA Quadro 4000 - 正面写真
GTX 580
Mac用NVIDIA Quadro 4000 – 側面写真
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2010年11月16日 - カリフォルニア州サンタクララ - NVIDIA(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ、社長兼CEO: ジェンスン・フアン(Jen-Hsun Huang)、Nasdaq:NVDA)は本日、受賞歴を誇るNVIDIA® Quadro®プロフェッショナル・グラフィックス・ソリューションをMacプラットフォームにも拡張し、NVIDIA Fermiアーキテクチャが実現する画期的な計算能力と可視化機能をMac Proユーザに届けられるようになったと発表しました。

Mac OS X Snow Leopardのプロフェッショナルユーザーが待ち望んでいた日がついに来たのです。ワークフローの高速処理に最適化されたNVIDIA Quadro 4000 for Macは、トップクラスのプロフェッショナル・アプリケーション各種を高速化してくれます。たとえば、Adobe® Premiere® Pro CS5ソフトウェアに搭載されたAdobe Mercury Playback Engineは、NVIDIA CUDA™並列処理テクノロジーを活用して映画や動画のプロフェッショナルが自由に作業できる環境を提供します。このほかの例としては、NUKEやSTORMといったThe Foundry社が提供する特殊効果や画像処理のアプリケーション、MathWorks社のMATLABなどを挙げることができます。

Adobe社のシニア・プロダクト・マネージャー、ジーナ・バルダッサーレ(Ginna Baldassarre)氏は、次のように述べています。「NVIDIA Quadro GPUで高速化したAdobe Premiere Pro CS5とAdobe Mercury Playback Engineの登場により、生産性が大幅に向上し、ノンリニア編集ワークフローが一変しました。このたび、NVIDIAと協力し、Macユーザの方々にもリアルタイム・パフォーマンスのメリットをお届けするとともに、その場で結果を確認しつつ、HD以上の解像度を持つビデオ・クリップ、複数を使う魅力的なマルチレイヤー・プロジェクトを制作する力を提供できること、Adobe社としても大変うれしく思っています。」

The Foundryは、映画用・放送用の特殊効果ソフトウェアの開発をリードする企業です。

The Foundry社の創業者でCTOを務めるブルーノ・ニコレッティ(Bruno Nicoletti)氏は、次のように述べています。「NUKEとSTORMは特殊効果を支援するソフトウェアで、ハリウッドのさまざまな人気映画で使われています。たとえば、『アバター』、『アリス・イン・ワンダーランド』、『ハリー・ポッター』、『ダークナイト』、『アイアンマン』、『スター・トレック』、『第9地区』、『2012』、『トランスフォーマー』などが挙げられます。Quadro 4000はパワフルなGPUとしてMacでも大人気になるでしょう。」

MathWorks社のMATLABは技術用の高級コンピューティング言語で、アルゴリズム開発、数値計算、データ解析、データ可視化などをインタラクティブに行える環境を提供します。これらの機能はいずれも、Quadro 4000 for Macだからこそ実現できる高速倍精度計算のメリットを大きく受けるものです。2D・3Dのプロット機能、3Dボリューム機能など、エンジニアリング・データや科学データの可視化で必要となるグラフィックス機能も用意されています。

MathWorks社のパラレルコンピューティング・マーケティング担当マネージャー、シルビナ・グラッド=フライリック(Silvina Grad-Freilich)氏は、次のように述べています。「Macにおける計算処理をGPUで高速化できるということは、MATLABおよび当社のParallel Computing Toolboxを使用したアルゴリズム開発という面でも実際の展開という意味でも大きな意義があります。当社製品をMacで使われているユーザの方々にも、NVIDIA Fermiのパワフルな計算処理パフォーマンスをアプリケーションで実感していただければと思います。」

ハイエンドのNVIDIA Quadro 4000 for MacはNVIDIA CUDA™コアを256個と高速GDDR5メモリを2GB、搭載しており、設計、アニメーション、ビデオのさまざまなアプリケーションにおいてきわめて優れたグラフィックス性能を発揮します。NVIDIAのスケーラブルな新型ジオメトリ・エンジン技術も搭載されており、1秒あたり8億9000万個のトライアングルを処理することができます1。Quadro 4000 for Macなら、設計から修正の反復、提供までを従来よりも短い時間で行い、優れた成果を出せるようになるのです。

Quadro 4000 for Macはまた、ブラケットにDisplayPortとDVI-I(デュアルリンク)コネクタが組みこまれているほか、最適なステレオ立体視接続が行える3Dステレオ・ブラケットも用意されており、ディスプレイの柔軟性も向上します。Mini-DisplayPortしか使えないAppleディスプレイにも対応するため、DisplayPortからMini-DisplayPortへの変換ケーブルも同梱されています。また、NVIDIA Quadro 4000 for Macを2枚用意すれば、1台のMac Proに4台の高解像度ディスプレイを接続することができます。

NVIDIA Quadro 4000 for Macを搭載すると、コンピューティング・パフォーマンスが大幅に向上します。最低動作環境は、Mac OS X v10.6.5以降で、ハードウェアはMacPro3,1(2008年初)、MacPro4,1(2009年初)、またはMacPro5,1(2010年央)となります。Quadro 4000 for Macはプロフェッショナル用のMacアプリケーションにおいてクラス最高のパフォーマンスと信頼性、互換性、安定性が発揮できるように、設計から製造、サポートまでをNVIDIAが行います。NVIDIAもそのISVパートナー各社も、ビデオ制作やグラフィックスのプロフェッショナルが必要とする信頼性を提供するためにはこのような体制が必要であると考えています。

供給状況と価格
Quadro 4000 for Mac(メーカー希望小売価格1,199ドル)は、今月より、Apple.com、一部Apple販売店、システム・インテグレータ各社を通じて販売するほか、アメリカ大陸と欧州はPNY Technologies、日本はエルザ、アジア太平洋地域はLeadtekが販売を担当します。

詳しい情報はwww.nvidia.co.jp/quadroをご覧ください。
NVIDIA Quadroについては、YouTubeにも情報があります。ツイッターは@NVIDIAQuadroです。

NVIDIA について

NVIDIAは、1999年にグラフィックス・プロセッシング・ユニット(GPU)を発明した時、コンピュータグラフィックスのパワーを世界に目覚めさせました。それ以来、ポータブルメディアプレイヤーからノートブック、ワークステーションまで幅広い範囲におけるインタラクティブなグラフィックス機器で、継続的かつ驚異的なビジュアルコンピューティングの新しい標準を創り上げてきました。NVIDIAのプログラム可能なGPUの専門的技術は、費用のかからない安価な、そして幅広いアクセスができるスーパーコンピュータによる並列処理の進歩を続けています。米フォーチュン誌でNVIDIAは半導体産業におけるイノベーション分野で2年連続して1位にランキングされました。より詳しい情報については、www.nvidia.com あるいは日本語サイト//www.nvidia.co.jpをご覧ください。

本参考情報に記載されている記述の中には、Mac GPU用Quadro 4000、Fermi アーキテクチャ、NVIDIA スケーラブルジオメトリエンジンテクノロジ、CUDA並列処理あーきてくちゃ、NVIDIAアプリケーションアクセラレーションエンジン、ビジュアルコンピューティングと並列処理のエキスパート、モダンコンピューティング上の会社特許に関する利点、特徴、影響など、これらに限らず、将来予測的なものが含まれており、予測とは大幅に異なる結果を生ずる可能性があるリスクと不確実性を伴っています。これらのリスクと不確実性に関してはこれらに限らず、より効率かつ迅速な技術開発、並列処理におけるCPUの採用、デザイン、製造、あるいはソフトウェアの欠陥、技術開発および競合による影響、ユーザの嗜好および需要の変化、競合製品のユーザの採用、業界標準およびインターフェースの変更、システムを統合する際の当社製品および技術の予期せぬパフォーマンスの損失などがあり、その他のリスクの詳細に関しては、Form 10-Kの2010年8月1日を末日とする四半期レポートなど、米証券取引委員会(SEC)に提出されているNVIDIAの報告書に適宜記載されます。これらの将来予測的な記述は発表日時点での見解に基くものであり、NDIVIAはこれらの記述を更新する一切の義務を負いません。

本案件に関するお問合せ先:

エヌビディア
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