NVIDIA、新しい Turing T4 Cloud GPU の普及が記録的なスピードで進んでいると発表|NVIDIA
 

NVIDIA、新しい Turing T4 Cloud GPU の普及が記録的なスピードで進んでいると発表

 
 

多様なワークロードに適した、多精度 Tensor コア GPU が、Google Cloud、 ならびに大手コンピューター メーカーの 50 以上のサーバー デザインで現在利用可能

2018 年 11 月 12 日 、ダラス - SC18 - NVIDIA は、新しい NVIDIA® T4 GPU の導入が、過去のあらゆるサーバー GPU を上回る速度で進んでいると発表しました。

発表から 2 か月のうちに、T4 は、世界の大手コンピューター メーカーの 57 の個別のサーバー デザインに採用されています。クラウドでも利用可能で、T4 は現在、Google Cloud Platform のお客様も初めて利用できるようになっています。

NVIDIA のバイス プレジデント兼アクセラレーテッド ビジネス担当ゼネラル マネージャーであるイアン バック (Ian Buck) は次のように述べています。「データセンター プロセッサの導入が、これほど速やかに拡大したことは過去にありませんでした。販売開始からわずか 60 日で、T4 はクラウドでも利用できるようになっており、全世界を網羅したサーバー メーカーのネットワークが対応しています。T4 は、大規模な数値計算ワークロードに求められる性能と効率性を、現在のパブリックおよびプライベートのクラウドにもたらします」

T4 は、ハイパフォーマンス コンピューティング ディープラーニングのトレーニングと推論、機械学習、データ分析、グラフィックスといった、多様なクラウド ワークロードを加速させます。新しい NVIDIA Turing™ アーキテクチャをベースとした T4 は、多精度 Turing Tensor コアと新しい RT コアが搭載されており、これらがアクセラレーテッド コンテナー ソフトウェア スタックと組み合わされると、比類なき性能が大規模に発揮されるようになります。

Google Cloud のプロダクト マネージメント担当シニア ディレクターのダミオン エレディア (Damion Heredia) 氏は次のように述べています。「リアルタイム ビジュアライゼーションやオンライン推論のワークロードの場合、エンド ユーザーは低レイテンシを求めます。当社は、NVIDIA とパートナー関係を築いており、Google Cloud でエンド ユーザーが T4 GPU を利用できることを喜ばしく思います。Google Cloud 向け NVIDIA T4 GPU は、機械学習とビジュアライゼーションを活用するお客様にとって、優れた拡張性と、高い費用効果、低レイテンシのプラットフォームとなります。Google Cloud のネットワーク機能と T4 の機能を組み合わせることにより、お客様は、新しい革新的な方法でアプリケーションを加速させながら、費用を削減することができます」

興味をお持ちのお客様は、Google Cloud のアーリー アクセス プログラムにお申込みいただくことができます。

ソーシャル メディアやオンライン ショッピング サイトなどの消費者向けインターネットの企業が、T4 のアーリー アダプターとして名を連ねており、大規模なエンドカスタマー ベースを構成しています。

また、T4 を搭載しているサーバー企業には、Dell EMC や Hewlett Packard Enterprise、IBM、Lenovo、Supermicro などがあります。

フレキシブルな設計、画期的な性能
大規模なパブリックおよびエンタープライズ クラウド環境ならではのニーズに対応するように設計された T4 は、スループットと利用率、および同時最大利用ユーザー数を最大化させるので、ユーザーとデータの爆発的増加に効率的に対処することができます。

キャンディー バーとほぼ同じサイズで、70 ワットの低消費電力の T4 GPU は、標準的なサーバーだけでなく、あらゆる Open Compute Project のハイパースケール サーバー デザインにも装着できる柔軟性を有しています。サーバー デザインは、単一の T4 GPU から単一ノードでの 20 の GPU に至る、多岐にわたる構成が可能となります。

T4 の多精度機能は、FP32 で 8.1 TFLOPS、FP16 で 65 TFLOPS、ならびに INT8 で 130 TOPS、INT4 で 260 TOPS という、4 つの異なったレベルの精度で、多様な AI ワークロードに対処する、画期的な AI 性能をもたらします。AI 推論ワークロードの場合、2 つの T4 GPU を搭載したサーバー 1 台で、CPU のみを搭載したサーバー 54 台を置き換えることができます。AI トレーニングの場合、2 つの T4 GPU を搭載したサーバー 1 台で、デュアルソケット CPU のみを搭載したサーバー 9 台を置き換えることができます。

NVIDIA について
1999 年における NVIDIA (NASDAQ 表示: NVDA) による GPU の発明は、PC ゲーミング市場の成長に爆発的な拍車をかけ、現代のコンピューター グラフィックスを再定義し、並列コンピューティングに革命的変化を起こしました。最近では、GPU ディープラーニングが最新の AI (次世代コンピューティング) に火をつけ、世界を知覚し理解することができるコンピューター、ロボット、自律走行車の脳として GPU は機能しています。詳細は、こちらのリンクから: www.nvidia.com/ja-jp/

NVIDIA の最新情報は、以下の方法で入手できます。
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NVIDIA T4 GPU の普及が記録的な速さで進んでいること、NVIDIA T4 GPU 利用およびその Google Cloud Platform での利用が可能になっていること、NVIDIA T4 GPU の普及率、全世界のサーバー メーカーによるネットワークでの NVIDIA T4 GPU のサポート、その能力により比類なき性能が大規模に発揮されることを含む NVIDIA T4 GPU の利点、性能、能力、カスタマーに新しい革新的な方法でアプリケーションを加速させながら費用の削減を可能とするその能力を含む NVIDIA と Google Cloud が協業することにより双方が得る利点、NVIDIA T4 GPU が拡張性と高い費用効果および低レイテンシのプラットフォームとなること、消費者向けインターネットの企業がアーリー アダプターとなり、NVIDIA T4 GPU 向けの大規模なエンドカスタマー ベースとなること、NVIDIA T4 GPU を搭載しているサーバー企業、NVIDIA T4 GPU の能力によりカスタマーがユーザーとデータの爆発的増加に効率的に対処できるようになること、NVIDIA T4 GPU のサーバー デザインに適合する柔軟性、NVIDIA T4 GPU が多様な AI ワークロードに対処し、画期的な AI 性能をもたらすことなど、本プレスリリースにおける一定の記載は将来の見通しに関する記述であり、予測とは著しく異なる結果を生ずる可能性があるリスクと不確実性を伴っています。かかるリスクと不確実性は、世界的な経済環境、サードパーティに依存する製 品の製造・組立・梱包・試験、技術開発および競合による影響、新しい製品やテクノロジの開発あるいは既存の製品やテクノロジの改良、当社 製品やパートナー企業の製品の市場への浸透、デザイン・製造あるいはソフトウェアの欠陥、ユーザーの嗜好および需要の変化、業界標準やインターフェイスの変更、システム統合時に当社製品および技術の予期せぬパフォーマンスにより生じる損失などを含み、その他のリスクの詳細に関して は、Form 10-K での NVIDIA のアニュアル レポートならびに Form 10-Q での四半期レポートなど、米証券取引委員会 (SEC) に提出されている NVIDIA の報告書に適宜記載されます。SEC への提出書類は写しが NVIDIA の Web サイトに掲載されており、NVIDIA から無償で入手すること ができます。これらの将来予測的な記述は発表日時点の見解に基づくものであって将来的な業績を保証するものではなく、法律による定めがある 場合を除き、今後発生する事態や環境の変化に応じてこれらの記述を更新する義務を NVIDIA は一切負いません。

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