NVIDIA の RTX レイ トレーシング アクセラレーション アプリケーション、数百万人の 3D アーティストやデザイナー向けに今年発売|NVIDIA
 

NVIDIA の RTX レイ トレーシング アクセラレーション アプリケーション、数百万人の 3D アーティストやデザイナー向けに今年発売

 
 

Adobe、Autodesk、Dassault Systèmes、Epic、UnityなどがNVIDIA RTXの機能を2019年の製品版デザイン&レンダリングツールに追加

米国カリフォルニア州サンノゼ — GTC — (2019 年 3 月 18 日) — NVIDIA (NASDAQ: NVDA) は、デザインとコンテンツ制作に使用する最も重要なツールを開発している世界のトップを走る 3D アプリケーション プロバイダーがNVIDIA RTX™ レイトレーシング テクノロジを今後の製品リリースのために採用したと発表しました。

NVIDIA RTX は、顧客である 900 万人を超えるアーティストやデザイナーに、レイトレーシングで照明処理しながら複雑なモデルやシーンの作成においてインタラクティブに作業することを可能にし、業界最速のフォトリアルな画像のレンダリング、ならびに製作プロセスを速める新たな AI による機能といった数々の革新を提供します。

NVIDIA の開発者プログラム担当バイス プレジデントであるグレッグ・エステス (Greg Estes) は次のように述べています。「建物をデザインしたり、映像作品のためにキャラクターを制作したりする場合、低解像度で近似された画像よりも、正確なライティングとマテリアルで作り出した画像の方が制作のワークフローが飛躍的に向上します。NVIDIA RTX が業界で広く活用されるようになったことで、私たちはとても興奮しています。この技術で3Dの市場が大きく変わる様子をリアルタイムで見ることができるからです」

NVIDIA RTX は、NVIDIA Turing™ GPU アーキテクチャに組み込まれています。このアーキテクチャは、レイトレーシングのために設計された業界初の GPU に搭載されたハードウェアである RT コア、ならびに AI の高速化のための Tensor コアを特徴としています。SIGGRAPH 2018 で発表された NVIDIA RTX は、1 年も経たないうちに、世界の主要なソフトウェア プロバイダーから支持を得てきました。

Pixar Animation Studios の最高技術責任者(CTO)であるスティーブ・メイ (Steve May) 氏は次のように述べています。「Pixar のアーティストたちはすでに、NVIDIA レイトレーシングに頼っており、RTX は 2 倍以上のパフォーマンスを発揮することになるでしょう。私たちは、今後の作品で RTX を使用できることに興奮を覚えています」

アーティストやデザイナーにとってレイトレーシングが欠かせない理由とは
レイトレーシングは、物理的な世界における光のふるまいをシミュレーションします。これまで、この技術はあまりに計算負荷が高いため、アーティストたちが自身の制作物をインタラクティブに表示させるには実用的ではありませんでした。このため、彼らは製作においてビジュアライゼーションの忠実度を妥協しなければならず、最終的な正しい画像を目にするのには CPU ベースのレンダリングファームでレンダリングを数時間かけて行われるまで待機することを余儀なくされてきました。

しかし、これからアーティストやデザイナーたちは、低解像度の近似化に我慢するのではなく、NVIDIA RTX の技術によって、レイトレーシングによる写真と見分けることができないほどの画像での作業や、複雑なモデルをリアルタイムで処理することができるようになります。3D アプリケーションによる 前例のない RTX テクノロジのサポート、そして NVIDIA RTX GPUがクラウド、データセンター、デスクトップにて利用できることから、クリエーターたちはあらゆるスタジオのワークフローの中で最適なパフォーマンスを手にすることができます。

世界有数の視覚効果の専門スタジオは、 NVIDIA RTX にいち早く価値を見出しています。 ILM、Image Engine、MPC Film、および Weta Digital は、この新しい技術をアーティストたちに向けて積極的に採用しています。

光の条件を把握し、さまざまな素材がデザインの外観に影響をもたらすか理解する上で絶対的なリアリズムを必要としている建築家や製品デザインのプロフェッショナルたちにとって、レイトレーシングの高速化を彼らのお気に入りのソフトウェアアプリケーションに付加することで得られる影響は大きなものとなり得ます。RTXを活用している主な企業として、Cannon Design、Foster & Partners、Kohler、KPF などが挙げられます。

2019年に市場に投入する製品に NVIDIA RTX 技術を実装して、加速化を図っているソフトウェアプロバイダーは以下となります。

  • Adobe Dimension & Substance Designer
  • Autodesk Arnold & VRED
  • Chaos Group V-Ray
  • Dassault Systemes CATIALive Rendering & SOLIDWORKS Visualize 2019
  • Daz 3D Daz Studio
  • Enscape Enscape3D
  • Epic Games Unreal Engine 4.22
  • ESI Group IC.IDO 13.0
  • Foundry Modo
  • Isotropix Clarisse 4.0
  • Luxion KeyShot 9
  • OTOY Octane 2019.2
  • Pixar Renderman XPU
  • Redshift Renderer 3.0
  • Siemens NX Ray Traced Studio
  • Unity Technologies Unity(2020年)

NVIDIA RTX について、これらのパートナーやユーザーのフィードバックはこちらをご覧ください。

入手方法
NVIDIA RTX テクノロジは、世界の大手クラウドプロバイダー、ワークステーションとサーバーのメーカー、システムビルダー、ならびに正規代理店から入手することができます。開発者は、NVIDIA OptiX™、Microsoft DXR、NVIDIA VKRay など、複数の API を通して RTX のメリットを最大限に活用することができます。

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NVIDIA について
1999 年における NVIDIA (NASDAQ 表示: NVDA) による GPU の発明は、PC ゲーミング市場の成長に爆発的な拍車をかけ、現代のコンピューター グラフィックスを再定義し、並列コンピューティングに革命的変化を起こしました。最近では、GPU ディープラーニングが最新の AI (次世代コンピューティング) に火をつけ、世界を知覚し理解することができるコンピューター、ロボット、自律走行車の脳として GPU は機能しています。詳細は、こちらのリンクから: www.nvidia.com/ja-jp/

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年末までの NVIDIA レイトレーシングのアプリケーションの有用性、NVIDIA RTX とレイトレーシングの技術が持つ利益、性能、および能力、2019 年に NVIDIA RTX を初公開し、採用するアプリケーションおよびソフトウェアプロバイダーとハリウッドのスタジオ、RTX が性能を向上させる速度とこれを使用する期待感、大手のクラウドプロバイダー、ワークステーションおよびサーバーのメーカー、システムビルダー、および代理店パートナーからの NVIDIA RTX テクノロジの有用性、および世界有数のデザインとクリエーション向けアプリケーション、ならびに様々な業界の大手の顧客によるRTX テクノロジの採用など、本プレスリリースにおける一定の記載は将来の見通しに関する記述であり、予測とは著しく異なる結果を生ずる可能性があるリスクと不確実性を伴っています。かかるリスクと不確実性は、世界的な経済環境、サードパーティに依存する製品の製造・組立・梱包・試験、技術開発および競合による影響、新しい製品やテクノロジの開発あるいは既存の製品やテクノロジの改良、当社 製品やパートナー企業の製品の市場への浸透、デザイン・製造あるいはソフトウェアの欠陥、ユーザーの嗜好および需要の変化、業界標準やインターフェイスの変更、システム統合時に当社製品および技術の予期せぬパフォーマンスにより生じる損失などを含み、その他のリスクの詳細に関して は、Form 10-K での NVIDIA のアニュアル レポートならびに Form 10-Q での四半期レポートなど、米証券取引委員会 (SEC) に提出されている NVIDIA の報告書に適宜記載されます。SEC への提出書類は写しが NVIDIA の Web サイトに掲載されており、NVIDIA から無償で入手すること ができます。これらの将来予測的な記述は発表日時点の見解に基づくものであって将来的な業績を保証するものではなく、法律による定めがある 場合を除き、今後発生する事態や環境の変化に応じてこれらの記述を更新する義務を NVIDIA は一切負いません。

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