NVIDIA、2013年会計年度第2四半期の業績を発表|NVIDIA
 

NVIDIA、2013年会計年度第2四半期の業績を発表

 
 
  • 売上高は10.4億ドル
  • GAAPベースの純利益は1億1900万ドル、希薄後1株当たり0.19ドル。非GAAPベースの純利益は1億7040万ドル、希薄後1株当たり0.27ドル
  • GAAPベースの売上高総利益率は51.8%。非GAAPベースの売上高総利益率は52.0%

2012年8月9日 - カリフォルニア州サンタクララ- NVIDIA (本社:米国カリフォルニア州サンタクララ、社長兼CEO: ジェンスン・フアン(Jen-Hsun Huang)、Nasdaq:NVDA)は本日、2012年7月29日を末日とする2013会計年度第2四半期の売上高が10.4億ドルになったと発表しました。

NVIDIAの社長兼CEO、ジェンスン・フアン(Jen-Hsun Huang)は、次のように述べています。「 モバイル・コンピューティングへの投資もビジュアル・コンピューティングへの投資も実りつつあります。タブレットの普及に伴い、Tegraは過去最高の売上を記録しました。Keplerアーキテクチャーというブレークスルーを実現したNVIDIAのGPU事業は、軟調な市況のなかで大きく成長することができました。今後についても楽観的に見ています。過去の投資により、コンピューティングのなかで成長しているセグメントの中心に我々は立っているからです。」

(単位:百万ドル 1株当たりのものを除く) Q2 FY13
GAAP
Q1 FY13
GAAP
Q2 FY13
非GAAP
Q1 FY13
非GAAP
売上高 $1,044.3 $924.9 $1,044.3 $924.9
売上高総利益率 51.8% 50.1% 52% 50.4%
営業費用 $401.1 $390.5 $342.5 $348.0
純利益 $119.0 $60.4 $170.4 $97.5
1株当たりの利益 $0.19 $0.10 $0.27 $0.16


概要

2013年会計年度第3四半期については、以下のように予想されます。

  • 売上高は、11.5億ドルから12.5億ドルになる見込みです。
  • 売上高総利益率は、GAAPベースが51.8%、非GAAPベースが52.0%と、いずれも前四半期と同レベルになる見込みです。
  • GAAPベースの営業費用は3億9000万ドル程度となる見込みです。非GAAPベースの営業費用は3億5000万ドル程度となる見込みです。
  • GAAP税率と非GAAP税率は、20%±1%の範囲となる見込みです。ただし、第3四半期中に新たな税制改正などが行われた場合、GAAP税率や非GAAP税率が上下する可能性があります。米国税法において研究税額控除が復活した場合、2013年会計年度の年間実効税率は約16%になるものと思われます。

第3四半期における減価償却費は5700万ドルから5900万ドル程度になるものと思われます。資本的支出は3000万ドルから4000万ドルの範囲になるものと見込まれます。

第3四半期における希薄化後の株式は、6億3000万株程度となる見込みです。
2013年会計年度第2四半期および最近のハイライト

  • GoogleがNexus7タブレットにTegra 3を採用すると発表しました。Nexus 7は199ドルと安価ながらフル機能のタブレットで、最新バージョンのAndroid、Jelly Beanが走る世界初の機器です。
  • Microsoftが、Surface for Windows RTタブレットにTegra®プロセッサーを採用すると発表しました。
  • OEMメーカー各社がKeplerベースのノートパソコンを次々に発表し、ノートパソコン市場におけるKeplerのシェアが拡大しつつあります。新しく発表されたのは、Apple、Samsung、Dell、HP、Asus、Acer、Lenovo、ソニーの新しいノートパソコンです。
  • 第3回GPU Technology Conferenceにおいて、NVIDIAは、消費者向けとエンタープライズ向けのクラウド・コンピューティング・ テクノロジを発表しました。これはNVIDIAにとって、あらたな事業機会となるものです。この テクノロジでは、独自ソフトウェアと新しいKepler™機能を活用し、GPUの仮想化を実現します。
四半期財務情報(GAAPベース)の比較
(単位:百万ドル 1株当たりのものを除く) Q2 FY13 Q1 FY13 Q/Q
売上高 $1,044.3 $924.9 12.9%増
売上高総利益率 51.8% 50.1% 1.7 p.p.増
営業費用 $401.1 $390.5 2.7%増
純利益 $119.0 $60.4 97.0%増
1株当たりの利益 $0.19 $0.10 90.0%増


四半期財務情報(非GAAPベース)の比較*

(単位:百万ドル 1株当たりのものを除く) Q2 FY13 Q1 FY13 Q/Q
売上高 $1,044.3 $924.9 12.9%増
売上高総利益率 52.0% 50.4% 1.6 p.p.増
営業費用 $342.5 $348.0 1.6%減
純利益 $170.4 $97.5 74.8%増
1株当たりの利益 $0.27 $0.16 68.8%増
* 非GAAPの収益には、2013年会計年度第2四半期に発生した株式報酬費用、買収関連無形資産の償却費用、その他の買収関連費用、寄付費用、および、これらに関連して発生した税金の影響が含まれていません。

CFOのコメント
NVIDIAの暫定最高財務責任者であるカレン・バーンズ(Karen Burns)による当四半期に関するコメントは、www.nvidia.com/irでご覧いただけます。

電話会議とウェブキャストについて
NVIDIAでは、2013年会計年度第2四半期の業績と今後の見通しについて、アナリストと投資家のみなさまを対象とした電話会議を米国太平洋標準時で午後2時(米国東部標準時で午後5時)から行います。この電話会議を聴取するには、706-679-2572をダイヤルしてください。ライブのウェブ・キャスト(聴取のみ)も、NVIDIAのInvestor Relations用ウェブサイト、//nvidia.com/irおよびwww.streetevents.comからアクセスすることができます。このウェブ・キャストは録音し、2013年会計年度第3四半期の業績に関する電話会議がおこなわれるまで提供します。

非GAAP財務指標について
NVIDIAでは、GAAPベースの要約連結財務諸表と要約連結貸借対照表に加え、一部の項目については非GAAPベースの財務指標を使用しています。使用している非GAAP財務指標は、非GAAPベースの売上高総利益、非GAAPベースの売上高総利益率、非GAAPベースの営業費用、非GAAPベースの支払法人税、非GAAPベースの純利益、および1株当たりの非GAAPベースの純利益あるいは利益です。また、現在と過去の財務指標が比較しやすいように、GAAPベースの財務指標と非GAAPベースの財務指標がどのような関係にあるのかも明らかにしています。この情報を活用すれば、関連するGAAP財務指標から、株式報酬費用や買収関連無形資産の償却費用、その他の買収関連費用、臨時の寄付費用、および、存在する場合には、これらの項目に関連して発生する税金の影響を除外することができます。非GAAP財務指標の提示は、過去から続く財務状況の変遷を理解しやすくするものであるとNVIDIAでは考えています。なお、NVIDIAが提示している非GAAP財務指標はそれのみを独立して見るべきものでもなければ、GAAPベースで用意された業績を代替するものでもありません。また、NVIDIAが提示する非GAAP財務指標は、他社が提示する非GAAP財務指標とは異なる可能性があります。

About NVIDIA
1999年、NVIDIAによるグラフィックス・プロセッシング・ユニット(GPU)の発明が、世界中の人々にコンピュータグラフィックスの可能性を認識させることとなりました。今日、NVIDIAのプロセッサはスマートフォンからスーパーコンピューターまでの幅広い製品に、またモバイル・プロセッサは携帯電話、タブレット、および車載インフォテインメント・システムに搭載されています。なかでもPCゲーム分野ではリアリティあふれる仮想空間の実現によって多くのゲーマーを魅了しています。専門的な分野では、映画製作における高度な視覚効果や3Dグラフィックスをはじめ、ジャンボジェット機からゴルフクラブにいたるまであらゆるものの開発に役立っているほか、より高性能なコンピューターを必要とする先端科学の研究者にも利用されています。NVIDIAが保有する特許は申請中のものも含めると5,000件以上に上っており、近代的なコンピューティング技術の基礎となっているものも数多く含まれています。当社の詳細についてはwww.nvidia.co.jp または日本語サイト//www.nvidia.co.jp をご覧ください。

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本参考情報に記載されている記述の中には、NVIDIAの企業戦略、2013年会計年度第2四半期の財務に関するNVIDIAのモバイルとビジュアルコンピューティングへの投資およびそれらの影響と恩恵、TegraおよびKeplerアーキテクチャの恩恵および影響、モバイルおよびビジュアルコンピューティングがコンピューティングの最も急成長しているセグメントであること、NVIDIAにとってクラウドコンピューティング技術が新たなビジネスの機会であることなど、これらに限らず、将来予測的なものが含まれており、予測とは大幅に異なる結果を生ずる可能性があるリスクと不確実性を伴っています。これらのリスクと不確実性に関してはこれらに限らず、世界的な経済環境、サードパーティーに依存する製品の製造、組立、梱包、試験、技術開発および競合による影響、新しい製品やテクノロジの開発あるいは既存の製品やテクノロジの改良、当社製品やパートナー企業の製品の市場への浸透、デザイン、製造、あるいはソフトウェアの欠陥、ユーザの嗜好および需要の変化、業界標準やインターフェースの変更、システムを統合する際の当社製品および技術の予期せぬパフォーマンスの損失などがあり、その他のリスクの詳細に関しては、Form 10-Qの2012年4月29日を末日とする会計年度レポートなど、米証券取引委員会(SEC)に提出されているNVIDIAの報告書に適宜記載されます。 NVIDIAの報告書はNVIDIAのウェブサイトに掲載しています。これらの将来予測的な記述は発表日時点での見解に基づくものであり、NVIDIAはこれらの記述を更新する一切の義務を負いません。

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