NVIDIA、「4K Your Way」をテーマにNAB 2014へ出展|NVIDIA
 

NVIDIA、「4K Your Way」をテーマにNAB 2014へ出展

 
 

放送事業者、VFXアーティスト、ポスト・プロダクションのプロフェッショナルが使う 150種類以上ものソリューションにNVIDIAのGPUテクノロジが採用され、 厳しいリアルタイムの4Kワークフローをサポート

2014年4月8日 - NAB 2014(ラスベガス) -NVIDIA(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ、社長兼CEO: ジェンスン・フアン(Jen-Hsun Huang)、Nasdaq:NVDA)は本日、NAB 2014のSL 6825ブースにおいて、HDであっても4Kであっても、デスクトップ、モバイル機器、ワークステーション、クラウドでも、ブロードキャストおよびポスト・プロダクションのワークフローは、ほぼすべてのタイプをNVIDIAのGPUテクノロジが支えていることを示していると発表しました。メディアおよびエンターテイメント関連のソフトウェア・アプリケーションやプラグイン、ターンキー・ソリューション、150種類以上にNVIDIA GPUは採用され、処理を高速化してパフォーマンスを高めたり、最新の立体視機能を提供したり、あるいは、要求がトップクラスに厳しいワークフローで4Kをサポートしたりするのに使われているのです。

NVIDIAブースでは、以下のような技術とデモをご覧いただけます。

4Kのビデオおよびアニメーションに対応したGPUアクセラレーテッド・ワークフロー
NVIDIAのQuadro K6000 GPUを使えば、高解像度・高フレームレートというプロが求める最高レベルの作業が行えるようになります。12GBものオンボード・メモリと業界をリードするNVIDIAのKepler GPUアーキテクチャで記録的なパワーが得られるため、かつてないほどスケールが大きく、複雑でリッチな成果物を生みだすことができます。Autodesk Mayaや3ds Maxでは、インタラクティブな4Kアニメーション・ワークフローが行えます。Adobe Premiere ProのGPUアクセラレーテッドMercury Playback Engineを使えば、4Kビデオをリアルタイムに編集することができます。Chaos GroupのVRAY RTでは、ファイナルフレーム・プロダクション・レンダリングをインタラクティブに行うことができます。以下についてはNVIDIAブースでデモを提供しています。

  • Adobe Creative CloudによるGPUアクセラレーテッド4Kワークフローのデモ。NVIDIA Quadro K6000搭載Dell Precision T7610ワークステーションを使います。
  • Adobe Premiere Pro CCによるRED Cameraメディア再生のリアルタイムGPUディベイヤリングのデモ。NVIDIA Quadro K6000 GPU搭載HP Z820ワークステーションを使います。
  • Chaos GroupのV-Rayによるリアルタイム・ファイナルフレーム・レンダリングのデモ。NVIDIA Quadro K6000搭載Dell Precision T7610ワークステーションを使います。
  • Autodesk Mayaによる4Kの高解像度アニメーションのデモ。NVIDIA Quadro K6000搭載HP Z820ワークステーションを使います。

NVIDIA Iray VCAによるインタラクティブなフォトリアリスティック・レンダリング
NVIDIAでは、先日、Irayビジュアル・コンピューティング・アプライアンス(VCA)を発表しました。VCAを使うとレイトレーシングの速度を劇的に高めることが可能で、フォトリアリスティックなデジタルのモデルやシーンをリアルタイムにデザインしたりレンダリングしたりすることができます。レビューや承認のプロセスが短時間で行えるようになるので、特殊効果のアーティストやアニメータが監督やスーパーバイザと相談しながら作業が進められるようになります。Autodesk Mayaなどの有名ソフトウェア・ソリューションにはフォトリアリスティックなレンダリング・プラグインとしてNVIDIA Irayが組み込まれていますが、このターンキーアプライアンスはハードウェアとソフトウェアの力を総合的に活用し、NVIDIA Irayを大幅に高速化することができます。Iray VCAには1基あたり12GBものメモリを搭載したNVIDIAの最高級GPUが8個も組み込まれていて、合計で23,040個ものCUDAコアが使えます。Iray VCAについては、以下のデモを行っています。

  • Autodesk Maya用[0x1]プラグインとNVIDIA Iray VCAの組み合わせのデモ。ビジュアライズにはHP Z1ワークステーションを使います。

NVIDIA GRIDによるメディア企業向け仮想GPUアクセラレーテッド・アプリケーション
メディア業界やエンターテイメント業界のプロには、クラウドベースで仮想化されたワークフローが浸透しつつあります。Amazon Web ServicesCitrixVMWareなど、業界をリードする有名企業が、NVIDIAのGRIDテクノロジを活用した新しいVDI(仮想デスクトップ・インフラストラクチャ)とオンデマンド・クラウド・プラットフォームを相次いで発表しているのです。このようなシステムにより、高いグラフィックス性能を要求する3Dアプリケーションが仮想環境で提供されるようになり、ブロードキャストやポスト・プロダクションのワークフローが一変しつつあります。NAB 2014でご紹介しているGRIDのデモは以下のとおりです。

  • NVIDIA GRIDを使い、リモートのDellのPowerEdge R720ラック・サーバからDell Precision M3800モバイル・ワークステーションへAdobe Creative Cloudを提供するデモ。
  • NVIDIA GRID GPUを活用し、Amazon Web Servicesが、OTOY Octane Render、アプリケーション提供環境であるMainframe2、ZYNCレンダリングをクラウドから27インチiMacへ提供するデモ。

中小企業に適したスケーラブルなGPUアクセラレーテッド・リモート・ソリューション
NVIDIAのGRIDビジュアル・コンピューティング・アプライアンス(VCA)では、インストールが簡単なターンキー・ソリューションという形でGRIDテクノロジが使えるので、ITの専任スタッフがいない小さな企業でも活用できます。GRID VCAがあれば、AdobeやAutodeskなどのハイエンドGPUアクセラレーテッド・アプリケーションをEthernetによるローカルな企業ネットワークで共有し、クライアントとなる社内のコンピュータや各種機器から利用することができます。最大で8ユーザーが同時に利用できるので、プロジェクトの盛衰にあわせて簡単にスケーリングできます。グラフィックス体験は、専用ワークステーションとまったく変わりません。SL 6825のNVIDIAブースでは、以下のように、GRID VCAの柔軟性がよくわかるデモを行っています。

  • GRID VCAにより、NVIDIA Iray搭載Autodesk 3ds MaxをLAN経由でHP ZBookモバイル・ワークステーションへ提供するデモ。

NVIDIAのメディア&エンターテイメント担当ジェネラルマネジャー兼マーケティング担当副社長、グレッグ・エステス(Greg Estes)は、次のように述べています。「NVIDIA GPUは、ブロードキャストから映画、コンテンツ制作と幅広いワークフローを動かすエンジンとなっており、それがよくわかるのが今回のNABだと言えます。当社のGPUは業界をリードするパートナー各社の革新的なソリューションに採用されています。NVIDIAとしては、クラウドベースのワークフローや4Kワークフローの効率を高め、メディア業界やエンターテイメント業界の顧客各社に喜んでいただくための努力を先頭に立って進められることを大変うれしく思っています」

NVIDIAのGPUはビジュアル・コンピューティング・テクノロジは、パートナーが出展しているさまざまなNABブースでも取りあげられています。何十社ものベンダがGPUアクセラレーションでソリューションのパフォーマンスを極限まで高めているのです。NABでご覧いただけるパートナー企業とデモのリストは、NVIDIAの公式NABガイド、www.nvidia.com/nab2014にあります。また、その他詳しい情報は、//www.nvidia.co.jpをご覧ください。

NVIDIAについて
1993年以来、NVIDIAはビジュアルコンピューティングにおける、芸術と科学の先駆者であり続けています。NVIDIAのテクノロジは、ゲーマーから科学者、消費者から企業顧客にいたるまで、すべての人々にとって、ディスプレイの世界を双方向的発見の世界へ一変させています。当社の詳細についてはwww.nvidia.co.jpおよび//blogs.nvidia.com、または日本語サイト//www.nvidia.co.jpをご覧ください。

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