NVIDIA、高性能GPUコンピューティングについてMicrosoftと連携

 
 

Windows HPC Server 2008上のエンタープライズコンピューティングで NVIDIA Tesla GPUのパワーが活用可能に

2009年9月28日 - カリフォルニア州サンタクララ - NVIDIA(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ、社長兼CEO: ジェンスン・フアン(Jen-Hsun Huang)、Nasdaq:NVDA)は本日、Microsoft社と協力し、Windows HPC Server 2008オペレーティングシステムとNVIDIA® Tesla™グラフィックス・プロセッシング・ユニット(GPU)の組み合わせによる高性能並列処理を推進すると発表しました。

Microsoft社Extreme Computing担当本社副社長のダン・リード(Dan Reed)氏は、次のように述べています。「複数GPUと複数CPUの組み合わせは、マルチコア・コプロセッシングというけた外れのパワーとチャンスを意味します。NVIDIAがMicrosoftと協力し、Windows HPC Serverプラットフォームとの連携に乗り出したということは、今後、さまざまな分野において、スーパーコンピュータに匹敵する性能が研究者や科学者にもたらされることでしょう。」

NVIDIAリサーチでは、写真と見間違うほど精巧に自動車をモデル化できるレイトレーシング・アプリケーションなど、Windows HPC Server 2008プラットフォームで使用できるGPU対応アプリケーションを開発しました。NVIDIAではまた、Microsoft Researchと協力して大規模なTesla GPUコンピューティングクラスタをインストールし、GPUに最適化したアプリケーションの研究を進めています。

それだけでなく、データマイニング、機械学習、ビジネスインテリジェンスなどのエンタープライズ・アプリケーションから、分子動力学や金融計算、地震関連処理などの科学的アプリケーションにいたるまで、NVIDIAのGPUに搭載され、高い生産性を実現している超並列アーキテクチャのCUDA™を活用するアプリケーションが増えています。

CUDAアーキテクチャでは、CPUとGPUを組み合わせたコプロセッシング・モデルで開発が行えます。コンピュートインテンシブな部分ではGPUによる並列処理を行い、シーケンシャルな部分のコードはCPUで処理することができるわけです。

イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校のシニアリサーチプログラマー、ジョン・ストーン(John Stone)氏は、次のように述べています。「GPUとWindowsプラットフォームの組み合わせは、分子モデルを3次元表示するVMD(Visual Molecular Dynamics)のユーザーコミュニティに大きな恩恵をもたらしました。数千人ものユーザが最先端の分子構造の可視化機能や解析機能を使えるようになったのです。この分野は計算処理の並列化が可能であり、今後、規模の大きい生体分子構造への研究を進めるにあたり、そのような処理に威力を発揮するGPUがますます重要な役割を果たすようになると考えています。」

NVIDIAのTesla事業担当ゼネラル・マネジャーであるアンディ・キーン(Andy Keane)は、次のように述べています。「GPUによって仕事が大きく変化すると最初に気づいたのは科学者でした。コンピュートインテンシブなアプリケーション各種が20倍から200倍もスピードアップしたのです。研究者の間では、ワークステーションでもデータセンターでもWindowsの採用が広がっています。Microsoft Visual Studioのようにパワフルな開発ツールが利用できること、システム管理がしやすいこと、総所有コストが低いことがその理由です。」

高性能GPUコンピューティング製品のNVIDIA Teslaは、ワークステーション上でWindows XPとWindows Vistaをサポートしているほか、データセンターで使用されるWindows Server 2003とWindows Server 2008もサポートしています。Tesla GPUコンピューティング製品のC1060とS1070は、Cray、Dell、HP、Lenovoなど大手システムベンダー各社が販売しています。

NVIDIAについて

NVIDIAは、1999年にグラフィックス・プロセッシング・ユニット(GPU)を発明した時、コンピュータグラフィックスのパワーを世界に目覚めさせました。それ以来、ポータブルメディアプレイヤーからノートブック、ワークステーションまで幅広い範囲におけるインタラクティブなグラフィックス機器で、継続的かつ驚異的なビジュアルコンピューティングの新しい標準を創り上げてきました。NVIDIAのプログラム可能なGPUの専門的技術は、費用のかからない安価な、そして幅広いアクセスができるスーパーコンピュータによる並列処理の進歩を続けています。米フォーチュン誌でNVIDIAは半導体産業におけるイノベーション分野で2年連続して1位にランキングされました。より詳しい情報については、www.nvidia.comあるいは日本語サイトhttp://www.nvidia.co.jpをご覧ください。

本参考情報に記載されている記述の中には、NVIDIA Tesla GPUおよびCUDAアークテクチャに関する利点、特徴、影響および性能、マルチコアプロセッサの利点など、これらに限らず、将来予測的なものが含まれており、予測とは大幅に異なる結果を生ずる可能性があるリスクと不確実性を伴っています。これらのリスクと不確実性に関してはこれらに限らず、より効率かつ迅速な技術開発、デザイン、製造、あるいはソフトウェアの欠陥、技術開発および競合による影響、ユーザの嗜好および需要の変化、競合製品のユーザの採用、業界標準およびインターフェースの変更、システムを統合する際の当社製品および技術の予期せぬパフォーマンスの損失などがあり、その他のリスクの詳細に関しては、Form 10-Kの2009年6月26日を末日とする四半期レポートなど、米証券取引委員会(SEC)に提出されているNVIDIAの報告書に適宜記載されます。これらの将来予測的な記述は発表日時点での見解に基くものであり、NDIVIAはこれらの記述を更新する一切の義務を負いません。

 

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