NVIDIA、テネシー大学をCUDAセンター・オブ・エクセレンスとして認定

 
 

世界をリードする大学研究機関の参加により、並列処理を推進する トップ研究機関が8つと充実

2009年11月4日 - カリフォルニア州サンタクララ - NVIDIA(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ、社長兼CEO: ジェンスン・フアン(Jen-Hsun Huang)、Nasdaq:NVDA)は本日、テネシー大学ノックスビル校(UTK)のICL(Innovative Computing Laboratory)をCUDAセンター・オブ・エクセレンスとして認定したと発表しました。CUDAプログラミングモデルを教育カリキュラムに採用したこと、およびハイパフォーマンスコンピューティングで使用する線形代数ライブラリの開発をリードする先端研究を推進していることがその理由です。

CUDAセンター・オブ・エクセレンスの認定を受けた大学や研究機関は、このほか、ハーバード大学、ケンブリッジ大学、国立台湾大学など、世界全体で7組織あります。そのほか、世界で200校以上の大学がCUDA Cプログラミングモデルの教育を行っています。

CUDAはNVIDIAが提唱したコンピューティング・アーキテクチャで、NVIDIAのGPUを業界標準のプログラミング言語とAPIでプログラミングし、その膨大な並列処理能力をグラフィックス以外のさまざまなアプリケーションに活用することができます。

ICLのディレクター、ジャック・ドンガラ(Jack Dongarra)氏は、次のように述べています。「今回、CUDAセンター・オブ・エクセレンスの認定をいただけたのは、科学分野におけるハイパフォーマンスコンピューティングをリードしようという我々の仕事が認められたからだと考えています。今回の認定はとてもうれしいできごとであり、今後、NVIDIAの革新的なプラットフォームで研究をするにあたりいろいろと可能性が広がるものと期待しています。」

線形代数をコンピュータで処理するためには、数学的アルゴリズムが必要不可欠であり、ICLはLAPACK、ScaLAPACK、ATLAS、PLASMAなど、数学的なソフトウェア・パッケージやシステムを長年にわたりオープンソースで開発してきました。今回、CUDAセンター・オブ・エクセレンスの認定を受けたことにより、今後、さらなる発展が見込まれます。特に、ハイブリッドなGPU-CPUコプロセッシング・システムを活用して処理時間の大幅短縮を実現可能な新世代の線形代数ライブラリを開発しようというICLのMAGMA(Matrix Algebra for GPU and Multicore Architectures)が注目されます。

ドンガラ氏は、次のようにも述べています。「NVIDIAのテクノロジは、汎用並列処理の最前線になくてはならないものとなりました。ICLでは、科学分野におけるハイパフォーマンスコンピューティング全般でNVIDIAのテクノロジが活用できるように、CUDAによるハイブリッド・アーキテクチャで使える線形代数ライブラリの開発を進めています。CUDAによるハイブリッド・アーキテクチャ用LAPACKのサブセット、MAGMAの開発は、その第一歩にすぎません。」

新しいCUDAセンター・オブ・エクセレンスからハイパフォーマンスコンピューティングのコミュニティが受け取る恩恵は膨大なものになると思われます。量子化学、マルチフィジックス超新星シミュレーション、ナノ材料、地球物理学、計算力学、物質の電子構造、流体力学など、さまざまなペタスケール対応アプリケーションがMAGMAライブラリでエンコードされる密線形代数や疎線形代数を必要とするからです。

詳しい情報は、CUDAセンター・オブ・エクセレンス・プログラムのページをご覧ください。

ICLInnovative Computing Laboratory)について
ICLはテネシー大学ノックスビル校工学部の電気工学・コンピュータサイエンス学科に属する研究機関で、科学計算で使用されるテクノロジーの研究で世界をリードする学術組織です。テネシー大学ノックスビル校キャンパス中央部に位置し、ソフトウェアにおける線形代数の処理をエンコードした数値計算ライブラリの開発、パフォーマンス解析やベンチマークに使用する各種ツールの開発、分散型ハイパフォーマンスコンピューティング用各種ツールの開発などを重点的に推進しています。HPCコミュニティには1989年から参加しています。ICLに関する詳しい情報はicl.eecs.utk.eduをご覧ください。

NVIDIAについて

NVIDIAは、1999年にグラフィックス・プロセッシング・ユニット(GPU)を発明した時、コンピュータグラフィックスのパワーを世界に目覚めさせました。それ以来、ポータブルメディアプレイヤーからノートブック、ワークステーションまで幅広い範囲におけるインタラクティブなグラフィックス機器で、継続的かつ驚異的なビジュアルコンピューティングの新しい標準を創り上げてきました。NVIDIAのプログラム可能なGPUの専門的技術は、費用のかからない安価な、そして幅広いアクセスができるスーパーコンピュータによる並列処理の進歩を続けています。米フォーチュン誌でNVIDIAは半導体産業におけるイノベーション分野で2年連続して1位にランキングされました。より詳しい情報については、www.nvidia.comあるいは日本語サイトhttp://www.nvidia.co.jpをご覧ください。

本参考情報に記載されている記述の中には、CUDA センター・オブ・エクセレンスの設立に関する影響および効果など、これらに限らず、将来予測的なものが含まれており、予測とは大幅に異なる結果を生ずる可能性があるリスクと不確実性を伴っています。これらのリスクと不確実性に関してはこれらに限らず、より効率かつ迅速な技術開発、並列処理におけるCPUの採用、デザイン、製造、あるいはソフトウェアの欠陥、技術開発および競合による影響、ユーザの嗜好および需要の変化、競合製品のユーザの採用、業界標準およびインターフェースの変更、システムを統合する際の当社製品および技術の予期せぬパフォーマンスの損失などがあり、その他のリスクの詳細に関しては、Form 10-Kの2009年6月26日を末日とする四半期レポートなど、米証券取引委員会(SEC)に提出されているNVIDIAの報告書に適宜記載されます。これらの将来予測的な記述は発表日時点での見解に基くものであり、NDIVIAはこれらの記述を更新する一切の義務を負いません。

 

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