NVIDIAおよびパートナー各社、業界随一の品ぞろえを誇る並列処理開発エコシステムを形成

 
 
CUDAアーキテクチャを中心とした標準ベースのツールとライブラリが豊富に登場

2009年11月17日 - オレゴン州ポートランド(SC09) - NVIDIA (本社:米国カリフォルニア州サンタクララ、社長兼CEO: ジェンスン・フアン(Jen-Hsun Huang)、Nasdaq:NVDA)は本日、GPUコンピューティングの開発者に対し、今後数ヶ月にわたり、業界屈指の品ぞろえを誇るソフトウェアをリリースしていくと発表しました。

まず、これら特徴のあるソフトウェアがGPUコンピューティング開発言語、ツール、ライブラリなどを通じてリリースされます。NVIDIAの最新GPU、コードネーム「Fermi」とC++をサポートしたCUDA Cコンパイラの最新版も含まれています。NVIDIAはこのほか、OpenCL 1.0対応のドライバとツールキット、およびMicrosoft Visual Studioに統合して使う業界初の超並列コンピューティング開発環境、NVIDIA® Nexusのベータ版もリリースします。

NVIDIA以外にも、Portland GroupのCUDA Fortranソリューション、AllineaのDDT(Distributed Debugging Tool)など、ソフトウェア・ツール業界のリーダー各社からさまざまなリリースが提供されます。

NVIDIA GPU コンピューティングソフトウェアCUDAグループのジェネラルマネージャー、スタンフォード・ラッセル(Sanford Russell)は、次のように述べています。「処理量の多いアプリケーションでパフォーマンスを効果的にスケーリングできる唯一の方法が、並列処理モデルの採用です。NVIDIA CUDAアーキテクチャは業界随一のサポートがあるほか、ソフトウェア・コンサルタントやトレーニング・リソースも豊富です。超並列コンピューティングへの移行は今後避けられないものとなりますが、その移行をCUDAアーキテクチャほど容易に行えるものはありません。」

NVIDIAおよびそのパートナー各社は、並列処理の開発ツールとして以下のようなリリースを提供します。

CUDAツールキット3.0ベータ版CUDAツールキット3.0ベータ版があれば、Fermiアーキテクチャによるアプリケーションの開発を始めることができます。今回のベータ版リリースでは、ECCレポーティング、デュアルDMAエンジン、コンカレントカーネル実行、CUDA-GDBによるFermi HWデバッギングなどの機能が利用できます。パフォーマンス・プロファイリング機能も、CUDA Visual ProfilerとOpenCL Visual Profilerの両方に用意されます。Direct3D 11など、Direct3DとOpenGLの新しい統合相互運用性APIもサポートされました。

OpenCL 1.0エクステンション最低限のレベルを超えてOpenCL機能をサポートしているベンダーはNVIDIAだけです。今回、NVIDIAがリリースする新しいエクステンションでは、倍精度演算およびOpenGLとの相互運用性がサポートされるほか、新しいOpenCL ICD(Installable Client Device)がサポートされます。NVIDIAのみがサポートしている機能は、このほか、2D画像、32ビットのアトミック演算、バイトアドレス対応の保存などがすでに存在します。

NVIDIA 「Nexus」、Microsoft Visual Studio IDEと統合して使用する業界初の超並列GPUアプリケーション開発環境:「Nexus」というコードネームでリリースする今回のベータ版にはデバッガ、パフォーマンス・アナライザー、グラフィックス・インスペクターが用意されており、一般的で使いやすいツールでGPUコンピューティングの開発効率を大きく高めることができます。

Portland GroupPGI)-CUDA FortranNVIDIA CUDA対応GPUが利用可能な世界初のFortranコンパイラのプロダクション・リリースです。CUDA Fortranの登場により、海洋モデリング、天気予報、環境モデリング、地震解析、バイオインフォマティクスなど、Fortranでアプリケーションが書かれる領域におけるGPUコンピューティングの普及が進むものと思われます。

AllineaTotalViewのプロフェッショナルHPCデバッギング・ソリューション:同じく今週発表されるツールで、従来から存在するLinuxプラットフォームでpthread、OpenMP、MPIを使用する場合の並列デバッギング機能を補完するCUDA GPU関連機能を提供します。Tesla GPUベースのサーバとx86-64 CPUのハイブリッド・クラスタで走るアプリケーションについてデバッグが行えるようになります。

数値解析パッケージ: MathworksのMATLAB、Wolfram ResearchのMathematica、National InstrumentsのLabVIEWなど、主な数値解析パッケージや数学モデル・パッケージにおいても、CUDA対応GPUの活用によって大きな進歩が実現されています。

CUDAライブラリ:BLAS、FFT、LAPACK(EM PhotonicsのCULA)、MAGMA(UTKのICL)、NPP(NVIDIA Performance Primitives)、CVWB(CUDA Vision Workbench)、ビデオ、画像処理など、CUDAによる高速処理を実現する豊富なライブラリがNVIDIAおよびそのパートナーから提供されます。

CUDAに最適化したツールやアプリケーションの開発を推進するにあたり、CUDAコンサルタントが世界各地で提供するさまざまなトレーニングやコンサルティング・サービスを活用することも可能です。CUDAコンサルタントは、Acceleware、ANEO、CAPS、Elegant Mathematics、EM Photonics、Fixstars、GASS、HPC Project、Infosys、SagivTech、Stone Ridge Technology、Tech-Xなど、続々と増えています。

CUDA並列処理アーキテクチャをベースとしたNVIDIA GPU(グラフィックス・プロセッシング・ユニット)については、利用可能な言語、API、ライブラリ、各種ツールが豊富に用意されており、これほど柔軟で幅広くカバーするツールはほかにないと言えるほどです。

NVIDIAについて

NVIDIAは、1999年にグラフィックス・プロセッシング・ユニット(GPU)を発明した時、コンピュータグラフィックスのパワーを世界に目覚めさせました。それ以来、ポータブルメディアプレイヤーからノートブック、ワークステーションまで幅広い範囲におけるインタラクティブなグラフィックス機器で、継続的かつ驚異的なビジュアルコンピューティングの新しい標準を創り上げてきました。NVIDIAのプログラム可能なGPUの専門的技術は、費用のかからない安価な、そして幅広いアクセスができるスーパーコンピュータによる並列処理の進歩を続けています。米フォーチュン誌でNVIDIAは半導体産業におけるイノベーション分野で2年連続して1位にランキングされました。より詳しい情報については、www.nvidia.comあるいは日本語サイトhttp://www.nvidia.co.jpをご覧ください。

本参考情報に記載されている記述の中には、CUDA アーキテクチャ、並列処理開発ツールに関する利点、特徴、影響および性能など、これらに限らず、将来予測的なものが含まれており、予測とは大幅に異なる結果を生ずる可能性があるリスクと不確実性を伴っています。これらのリスクと不確実性に関してはこれらに限らず、より効率かつ迅速な技術開発、並列処理におけるCPUの採用、デザイン、製造、あるいはソフトウェアの欠陥、技術開発および競合による影響、ユーザの嗜好および需要の変化、競合製品のユーザの採用、業界標準およびインターフェースの変更、システムを統合する際の当社製品および技術の予期せぬパフォーマンスの損失などがあり、その他のリスクの詳細に関しては、Form 10-Kの2009年6月26日を末日とする四半期レポートなど、米証券取引委員会(SEC)に提出されているNVIDIAの報告書に適宜記載されます。これらの将来予測的な記述は発表日時点での見解に基くものであり、NDIVIAはこれらの記述を更新する一切の義務を負いません。

 

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